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子宮筋腫になりやすい女性

昔と比べて女性の出産回数が減りました。
それと関係して、月経の回数は多くなり、子宮筋腫になる方も増えているといいます。
出産回数が多い昔は「生殖」「繁栄」のために子宮は休む間もなく働き、目的を達成するために活性していました。

現代は出産より仕事、子供は生まないという意志も尊重され、子宮が本来の役割を失っていますが、そうであるなら子宮の存在価値を忘れずにいてほしいと思います。
体の器官は、忘れられたり、粗末に扱われると無意識に反応します。
特に子宮は神聖な器官なので、大切にしなければなりません。
私たちは子宮がなければ代々繋がることはできず、生まれてくることができなかった。
たとえ試験管で育てられた胎児であってもいつか子宮に戻され、生まれてきます。どんなに医学が発達しようとも子宮という器官は人工的につくることは不可能なんです。
それほど大切な子宮に、なぜ筋腫が出来るのでしょうか?

子宮は排泄する器官です

子宮筋腫は更年期より前の40代に最も多いと言われていますが、私が婦人科にいた頃は、ゴムボールのような筋腫を持った女性が妊婦さんと間違えられることもありました。

今は勤務が婦人科とは離れてしまっているため、詳しい治療法はわかりませんが、筋腫が膀胱や腸を圧迫するため、子宮が重く感じられたり、出血や排泄の困難さなどがあり、良性とはいえ、厄介なものですね。

本来、体というのは入れたものを代謝し、排泄するというサイクルがありますが、このような筋腫、腫瘍や嚢胞を形成する女性は、代謝と排泄能力を超えるほどの毒素を取り入れてしまっているようです。
これは現代において20歳以上から子宮筋腫が発症しているという事実からも分かる事ですね。

肝臓がその毒素を解毒出来なくなった時、腫瘍や筋腫の中にに毒素が貯蔵されます。毒素を溜めるための入れ物が必要なのです。
吹き出物のような小さいものなら表面の皮膚で十分なのですが、重い感情を伴うもの、自己否定が強いものはそうはいきません。

心も子宮も伸び縮み出来る方がいい

子宮は平滑筋で出来ており、ゴムのように伸びたり縮んだりして柔軟性があります。その柔軟性があるから筋腫は良性なのかもしれませんね。
そもそも女性というのは包括的で柔軟性がある性質ですから、くよくよしないで大らかに生きなければ命を未来に繋ぐことはできません。

生きているとたくさん理不尽なことがあります。
それに対して怒りや憎しみ、悲しみで落ち込むと、血液循環が促進できずに必要なホルモンも放出されません。神経伝達が上手くいかずに方向性を見失ってしまいます。

現代医学では、子宮筋腫の原因を糖尿病や高血圧などと語っていますが、
そもそもこのようなことが前提にあるのです。女性ホルモンだって効果的に使わないと身体に悪影響を与えてしまうのです。

私は価値ある存在…そう思える人がどうか増えますように♪

ですから、予防のためにすることは、消化、吸収、代謝の改善と、血液循環をスムーズにすること。
言いたいことはちゃんと吐き出し、溜めないことです。もちろん、秩序に従い、大人の対応を忘れずにね。

更年期は毒素を排泄する時

そして、私が気になるのは、子宮筋腫があると更年期が延期されるということ。
もし、更年期の症状で辛い思いをしているのなら、早く改善策に努めないと、毒素は溜まる一方になるからです。

更年期の十年は、自分の否定的な考え方に気づき、俯瞰できる視点を見につ得る時です。世の中のすべての出来事は必要があって起きていて、それを自分が選択するだけ。そういう自分を肯定し、前に進まないと毒素は排出されません。
本当の幸せとは、たとえいばらの道でもそれを心から喜んで渡れる「強さ」だと思います。病気であっても、心の持ちようで血液循環は活性します。

少子高齢化の現代、伝えたいことが山ほどありますが、やっぱり一番に伝えたいのは、女性はゴムのように柔軟な心と身体を未来に伝承しなければならないということです。

どうかそこに気づいて一緒に学んでいきましょう。
更年期の女性は若い世代につなげるというお役目があります。
更年期は素晴らしい!そう思える未来にしていきたいですね。




新しい年になり「更年期意見交換会」は少しお休みしています。楽しみにしていた皆様、本当に申し訳ありません。
まずは今、苦しい方のために、更年期のご相談、コーチングをメインに進めていきますね。

更年期の女性が自律するために、お役に立てれば嬉しいです。
皆様にお会い出来ることを楽しみにしています。
何か質問がありましたらコメントでお受けいたします!



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