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スキー場は夏に儲けろ/和田寛 読書感想文


読書感想文!今回はこちら!



どんな本?

つぶれそうなスキー場が、逆転の発想でV字回復した話!


某スキー場の経営「儲けの種」は、あなたのそばに隠れている!
スキー客が激減。頼みのインバウンドもコロナで消滅。
衰退する一方の白馬岩岳を、わずか2年で「夏に稼ぐ」スキー場に変えた男が明かす、ずば抜けた成果をあげる「逆転発想」メソッド!

※Amazonの商品説明より引用


そのスキー場ってどこ?



ここ
HAKUBA MOUNTAIN HARBOR | 白馬岩岳マウンテンリゾート (iwatake-mountain-resort.com)



著者さんの説明(Amazon商品説明から)


一言でいうと 

※個人の見解です

本業・本職以外の
「隠れた資産」を「見つけ」「磨き続ける」こと

目次


プロローグ 「夏の白馬」黒山の人だかりに涙したあの日
第1章 もったいない!「隠れた資産」を見つけ出せ――「隠れた資産」とは何か
第2章 モノマネよ、さようなら。「陳腐」こそ最大の敵だ――隠れた資産を見つける「心構え」
第3章 まずは遊べ!いいものは地元の人が知っている――隠れた資産を見つける「目線」
第4章 視野を狭めるな! 点ではなく、面で物事を考える――隠れた資産を見つける「場所」
第5章 「身の丈」なんて気にするな! 最高のパートナーと組む――「パートナーの力」で隠れた資産を磨く
第6章 外の力を活用せよ!強力な応援団を結成する――「応援団」の力で隠れた資産を磨く
第7章 胸を張ろう!対価をいただくことを恥じてはいけない――隠れた資産を磨く「価格戦略」
第8章 ちょっとまった!攻めるときほど「コスト管理」が重要――隠れた資産を磨く「コスト管理」
第9章 やってみないとわからない!勝負は「球数」で決まる――成長を続けるための「チームの力」


―本文概要-

※勉強のためにメモった&自分なりにまとめたものです。
著者の意図と、私の解釈が違う場合があります。詳しくは本書よんでね。

隠れた資産の見つけ方

1:自社ビジネスの定義を見直す。
2:それに基づく戦略&実験を繰り返す。
戦略・計画<実験 ダメージが少ない実験を繰り返す。

1の例)
NG:スキー場:冬のスポーツ環境を提供
→スキー場の改善点、競合情報しか出てこない。
 「スキー場に関係ない」と潜在資産を見逃してしまう。

OK:半日以上の時間滞在してもらい、非日常を体験してリフレッシュしてもらうサービスを提供。
→スキー場以外にも競合がいる。 
アミューズメント施設/温泉施設/ゴルフ場/ネットカフェ/ゲーム/映画 etc

競合の良さ・工夫を分析し、取り入れることもできる。

NG:冬スキー→夏グラススキー
→結局スキー関係者しかこない。同じ人。
スキー興味ある人以外にも来てもらう仕組みが必要。


隠れた資産:3種

・モノ
・ノウハウ
・ヒト

モノマネよさようなら。

田舎:「都会で人気」を二番煎じで ラクに成功しよう・安牌にしよう としがち。
二番煎じ:劣化コピー。
安易な真似でなく、なぜそれが人気か?要素分析する+新たな付加価値αして取り入れること。

「一番」「世界初/国内初」にこだわること。


「映え」を追求

「心地よい/びっくり/感動した」…【感情が動く】と誰かに伝えたくなる!
 勝手にSNSに載る!

「映え」る環境設計。さらに、他の客が写真・リラックスの邪魔にならない配置を。

 「ヒドイ!(悪い)」も、瞬時に広まるので注意。

地域文化アピールしすぎない

観光客は 田舎の地域文化に触れたい<<滞在先でリラックス・満足したいが目的。
都会からの誘致を考えるなら、
一定以上のおいしゃれさ・衛生面・安心感・クオリティが必要。

※※小言
これめちゃくちゃある。ってかあった(笑)
地元の方に「○○(田舎文化体験)してきなよ~」って誘ってもらって言ったんだけど、
心の声)衛生的にどうなの? 正直キツいんだが? え、帰りたい


となったことが。

別に現地文化1‐10まで作法習いたいわけぢゃばいのよね。
美味しい(面白い)とこだけ、できれば、ド素人的には大満足よなぁ。


隠れた資産の探し方:内部の目+外部の目

1:内部の目:地元の人、その会社の中の人の情報。
観光スポットでないけどここが好き! が資産候補。

2:外部の目:地元民以外の人情報。ここが素敵 が資産候補。

1と2合わせて、外部の目で 客観的に評価する。
マーケティング・プロマネ:外部の目が有効。(地方にプロマネ経験者がいない。)

※※意見)
・世代の違いも外部の目になるのかも
・旅行がてら地域の農家手伝うサービスもある
・スポッチャの外版
スキー以外のアクティビティ 

中の人が外部の目を持つには?
→積極的に、遊ぶこと。

白馬の例

・点ではなく、面の活性化を考える

例:白馬の他のスキー場と組んで、
・国内最大のスキーエリア と遡及
・共有パス&便利なリフトゲート設置。
 長期滞在(数か月スキー三昧)するインバウンド客には1コースでは狭すぎる

外部の目:外部のパートナーと組む のも手
パートナーと組むステップ

無料・安売りサービスから離脱。

適切な価格を貰う→次のコンテンツ制作の原資にする「正のスパイラル」を

「お客様に喜んでもらうために」の罠。 


なんでも、この題目が理由になりえる。過剰サービス、オペレーション増・コスト増の原因に。
お客様満足度につながらない項目は、注力しない。定性的・定量的評価での判断を。

○○をしたら絶対成功! は無い

小さな取組をし続け来る。小さく失敗・成功を積み重ねる。

大博打・一発逆転を目指さない。
成功して終わりでもない。継続的に続けること。


継続的に続けるには

チームの一人一人が、自分のこととして楽しんで動いてもらう仕組みを
個々の裁量とTOPが自ら動く姿勢を。




さいごに

そうだよなぁ・・・。連続でした。


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