切り口はほんのりとした翡翠色。夏に実ったものが冬になってもまだ食べられる。それ自体にとりわけ何があるでもないのに他の具材と炊き合わせるとじんわり美味しい。そういうものに自分もなりたいと、時々思う。
床の間の冬瓜は石本藤雄氏の作陶。眺めていると心の刺が溶けていく。
2021年正月。あけましておめでとうございます。
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切り口はほんのりとした翡翠色。夏に実ったものが冬になってもまだ食べられる。それ自体にとりわけ何があるでもないのに他の具材と炊き合わせるとじんわり美味しい。そういうものに自分もなりたいと、時々思う。
床の間の冬瓜は石本藤雄氏の作陶。眺めていると心の刺が溶けていく。
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