PioneerCDJの現場で信頼できるUSBドライブの作り方[2022年2月更新]
こんばんわ。今夜もお疲れ様です。
目的
DJ現場、出演の直前にCDJがUSBを読み込まない!
そんな問題に遭遇したことはありませんか?
そんなトラップに陥ってテンパらないよう、
信頼性を持って運用できるUSBの設定をご紹介します。
ちなみに私の環境
・Mac(Mojabe)→2022年にMacBookProM1Proに乗り換えました
OSはMonterey
・Pioneerのシステムは2020年末仕様→現在は2022年の最新版 ver6.6.1
上記の環境でも、問題なく動いています
※あくまでも個人の見解です。
結論
簡単にまとめると、以上に2ステップです。
手早く解決したい方は、上記の手順ベースに
このあたりの記事を参考にしてもらえれば、あとは大丈夫だと思います。
以下、補足の説明です。
Pioneerと相性がいいフォーマットはMac OS拡張
CDJがUSBを読み込まない場合、原因はドライブのフォーマットです。
これさえ解決すれば、現場トラブルの9割は回避できると思います。
私も様々なフォーマットで試してみたのですが、
なぜかMac OS拡張でフォーマットしたドライブが一番安定していました。
イメージ的に、CDJに組み込まれているOSと相性が良さそうなのはFATな気がしていましたが、MacのFATフォーマットはちょっと特殊です。
たとえば
DJM-900nxs2をアップデートするために、MacでFATフォーマットしたUSBにアップデートファイルをいれても、認識してくれなかったりします。WinでフォーマットしたUSBであれば認識する
とか
その点、Mac OS拡張フォーマットはCDJに接続するのに関しては、
非常に安定しています。
また、利点として、CDJ-350と接続したときの安定性が非常に高いです。
現場ではまだまだ現役のCDJ350
個人的経験ではMac OS拡張ならば350でもちゃんと読み込みます。
これもすごく不思議なのですが…
CDJのOSがどのような設計なのか、とても気になります。
まとめ
Macでrekordboxを運用する場合、
Pioneerシステムと最も相性がいいフォーマットは
Mac OS拡張です。
SYNC MANAGER機能を使おう
rekordboxに楽曲を転送する場合、主に2つの方法があります。
個人的な経験では、エクスポートコマンドで楽曲を転送する場合、
大量の曲を転送すると一定の確率でフリーズする気がします。
3000曲以上転送しようとすると、かなり高確率でフリーズします。
特に、出番直前の時、よくフリーズします。
SYNC MANAGER機能は3000曲以上の転送でも、安定しています。
この機能、とても便利なのに、あまり紹介されていない気がする。
後述する、バックアップUSB作成でも絶大な効果を発揮するので、ぜひ利用してみてください。
まとめ
以上の方法で、現場で信頼できるUSBデバイスが完成します。
お疲れ様でした。
以下では、USBトラブル回避のコツについて書きます。
バックアップドライブを作っておく
ドライブは、いつか、かならず、壊れます。
出番前でも壊れます。
なので、バックアップUSBを用意しておきましょう。
私が日頃持ち歩いているのは
の4台を常に持ち歩いています。
機種
HDDは電力供給が不安定、2TBは読み込まない説はありますが、
いまのところ問題なく使えています。
ただ、2TBも持ち歩く必要はないと思うので、あまりおすすめしません。
調子が悪くなってきたら、このSSDに乗り換えようと思います。
バックアップドライブ運用のコツ
いちいちエクスポートする必要がないので、おすすめです。
リハーサルで機材チェックをする
以上です。
最後に私のSoundCloudとMixCloudを紹介します。
もしよかったら聴いてください。
おわり
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