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アドビクリエイティブカレッジ3期 フォトショップコース

アドビクリエイティブカレッジの3期でフォトショップコースを受講しました。

2023年冬の現在、全3コースが開講中なので、これですべて受講できたことになります。

<スケジュール>
9月13日 入学式(3コース合同)
9月13日〜11月17日 動画学習
11月17日〜11月23日 課題制作・提出期間
12月2日 実践ワークショップ2(課題講評回)
12月8日 卒業式(3コース合同)

◎イラレやプレミア同様、わかりやすい講義

フォトショップを使って絵を描くイラストレーターさんが多いので、フォトショップはイラストを描くツールというイメージを持っていました。ところが今回、はじめの一歩から学んだところ、その名の通りフォトショップの真髄は写真加工だとよくわかりました。
イラストやマンガを描く身としては、描画やアニメーションの作り方について特に知りたいと思っていました。それらにも触れましたが、講義の内容は画像の加工がメイン。そこが強みであるだけあって、便利な機能が盛りだくさんで、使いこなせたら表現のレベルがぐんと上がりそうだと思いました。

講義はイラレやプレミア同様、丁寧でわかりやすかったです。むずかしい部分もありましたが、レイヤーやマスク、合成など、使い慣れているクリップスタジオの考え方と共通する部分も多く、理解しやすかったです。

◎どんなふうにも作れるからこそ難しい課題

課題はスマホで見ることを想定した正方形のバナー制作。

・開店の告知(架空)
・季節イベントの告知(架空)
・イベントや開店などの告知(実際に使うもの)

の3つの中から選びます。Xのタグ(#第1期生卒業課題、#第2期生卒業課題)から、1期生や2期生の作品を見ることができるのですが、どれも個性あふれる素敵な作品でバラエティに富んでいます。
チラシではないので、情報は細かく詰めこまなくても良さそうですが、写真と文字情報をいかにわかりやすく印象的に見せるかが問われそうです。

プレミアやイラレの課題と比較するとだいぶ自由度が高いです。「何を」から考えなければなりません。それが決まれば早そうですが、私は「何を」の段階で悩んでしまって時間がかかりました。将来手直しして自分の告知で使えるような何かにというアイデアもありましたが、結局趣味の「激辛」にしました。

◎写真で遊びたい

「何にするか」だけでなく「どうするか」でも悩みました。イラストやイラレも勉強したのだから、カットなどを自作して入れ込んだり、3Dを活用しても面白いと思いました。が、大変なのでボツ(苦笑)。フォトショの課題だし、写真で遊ぶことにしました。
写真で遊ぼうと考えたのは、クリエイティブカレッジのゲストトークで観たパパさんの影響もあります。自分で絵を描かなくても、写真の組み合わせや加工で楽しい作品を作っていく様子がすごく面白くてワクワクしました。またもう1つ、KUAでコラージュの科目を履修したとき、意外と楽しめた経験があったこともあるかもしれません。

最初のアイデア ”辛さに溺れる”

最初のアイデアは唐辛子の中で溺れる人という絵面でしたが、作業の過程で、クリスマスのイメージとリンクさせるというアイデアに変更しました。結果的には、どこかで見たようなありがちな感じになってしまいましたが、激辛好きの自分だったらクリックしてリンク先に飛ぶだろうというくらいのバナーにはなりました。

テーマとコンセプトを添付する

◎講評回、卒業式、ことはじめドリル

卒業制作が講評される実践ワークショップ2。今回も残念ながら、自分の作品は取り上げられたり、受賞ということはありませんでしたが、同期の方の多彩な作品を見ることができて刺激を受けました。

卒業式。クリカレの太陽のような存在だった校長先生が産休で不在ということで寂しかったです。が、なんとこの卒業式の日にご出産されたということで、おめでたい日でした。

3コースそれぞれの卒業制作をまとめた卒業アルバムが紹介されました。2期のときも思いましたが、こうやってすべての提出作品を見れるようにしてくれるのは本当にうれしいです!ありがとうございます!

3期のフォトショップコースは受講生は2921人、卒業を課題を提出したのは957人(32.8%)だったそうです。

自分はついに全3コースの受講が終了。終わってしまうと寂しい…ですが、クリカレはアフターフォローもバッチリ。卒業生対象のことはじめドリルがあって、毎月コツコツ続けて、学びをさらに定着させることができます。
良い学び体験をしても、終わってしまうと触らなくなり忘れてしまう、というあるあるの対策まで考えてくれています。本当にありがたい。

クリエイティブカレッジを受講してよかったです。興味のある方にはぜひお勧めしたいです!


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