エフェクトアニメーション講座
グリースペンシル、After Effectsの講座の次はエフェクトアニメーション。手強いコロソの講座でしたが、初めて完走することができました。
https://coloso.jp/mediadesign/2danimator_tatamitani_jp
完走といっても、講座中の制作物をすべて自分でも作ってみたわけではありません。コロソの講座は他にも購入していますが、全般的な印象として、入門・初級レベルの受講者だと、手を動かしながら一緒に作る学習の仕方はかなり難しいです。この講座の前に学習していたUmedyの講座とは全く違うタイプの講座です。
レベルが「初級から」と紹介されているものでも、使用ソフトについてある程度の予備知識や経験が必要です。
今回学んだエフェクトアニメーションはフォトショップとAfterEffectsを使用する講座。私はフォトショップに関してはド素人で、全くわからなくて苦労しました。アニメーションを作るに当たって、ポイントとなる操作などには触れてくれているのですが、それ以前の基本的な知識や操作までは扱っていないので、些細なことで行き詰まり、その都度調べながら進んだので疲れました。
AfterEffectsに関しては、学んだばかりということもあり、やっていることは理解できました。AEは、フォトショップで作ったアニメ素材を実写動画などを編集するときに使用しますが、AEの操作についての説明はほとんどありません。AEが初めてだったり、動画アプリについて知識がない人だったら、何をやっているのか理解するのが難しかったのではと気になりました。
講座の前半では、フォトショップの手書きアニメーションで、炎、煙、雷、水、魔法などのエフェクトや、ロゴや文字のアニメーションを学びます。
「エフェクトアニメには画力は必要ない」という言葉がたびたび出てきます。先生がラフな線でさらさらと動画を描いていくのを見ていると、「これなら自分もできるのでは?」という気持ちになってきます。ところが…実際やってみると難しかった💦。
ポイントを押さえて描けばそれらしくなるのですが、それでも、いい感じの線を描くには経験、とにかく量を描くことが必要だと思いました。
頑張って真似してみましたが、目指した感じにならなくてやめようかとも思いましたが、動かして見るとそれっぽく見えるのでうれしい。そこがアニメの良さだと思います。静止画だと画力がもろに晒されてしまいますからね。
講座で触れていたポイントが全然できてないじゃん!というところが満載なのですが、自分でエフェクトを描いて動かせたことだけでも大満足しています。
講座の後半は、実写動画に手書きアニメを加えたり、リリックビデオのための文字アニメなどを学び、最終的にはミュージックビデオを作ります。フリー動画素材を使って、オリジナル作品を作ってみるのも面白そうですが、できることなら、動画素材も音源も?自分で用意したものを使って作ってみたいと思いました。今回は自分で作るのはエフェクトアニメのみにして、講座を最後まで視聴していったん終わりということにしました。
【まとめ】
コロソの講座が手強い理由の1つに、1本の動画が長いことがあります。個人的には、1本の動画は長くても30分以内にすべきと思います。
今回の講座は、短い動画もありますが、かなり長い動画もあります。速度早めで視聴した部分もありますが、コロソ専用動画再生アプリが何度も止まったり落ちたりして、ストレスが溜まりました。改善して欲しいです。
コロソの講座は「初心者から」と記されているものも多く、使用アプリのインストール方法から説明してくれている講座などもありますが、そういった最低限の説明の後の章から、いきなりハードルが上がるものが多いという印象です。実際には、使用アプリに関して中級レベル以上の人がよく学べると思います。
サイトを見ていると、あれもこれも買いたくなってしまう魅力的な講座が多いです。各界で活躍しているクリエイター講師の講義はすごく興味深く、学びやアイデアをいろいろもらえます。「できるようになること」「使えるようになること」というより。考え方やコツを学ぶ講座だと思います。
私はマンガやイラストを仕事にしたいと思っていて、作画に役立てるためにBlenderやUEを学んでいますが、AEやアニメーションに関しては特に目的があるわけでなく、ただ面白そうだからやっています。
今回の講座で、エフェクトアニメーションにさらに興味がわきました。動画制作を仕事にすることはないと思いますが、今後も時々楽しみとして続けながら、自分のマンガやイラストの紹介動画なども作っていきたいです。
よろしければサポートをお願いします。創作活動費として大切に使わせていただきます。