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山形でゲストハウス泊 by Hostel Pass

高山、金沢と続いてホステルパスでつなぐ東半分の日本旅です。

ホステルパスについては前回お話しました。全国に散らばるゲストハウスを、1カ月単位で旅したりリモートワークしたりできるお得なパスです。私は3月に1.5万円で購入してコロナ禍の緊急事態宣言後に使う時を待っていました。

ゲストハウスGLAMPiCでプチ山小屋生活

今回の旅で北上となんかで2度、計4泊したゲストハウスは、山形市内から仙台方面に山へ少し入ったGLAMPiCです。3千坪の山付きで借りたオーナーは、そこを基地にしてとてもユニークな憩いの場を作りました。

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最初はカフェバーを創ろうと、元からあった今とは似つかぬ建物を自らの手で改築してカフェバーに作り直しました。入り口には上流の湧き水から引いた水場があり、二階にはドッグランまであります。

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私が到着したのは日曜日だったのですが、店内は満席で、お店の外にお客さんが席が空くのを待ってました。

二階には手作りの石窯もあります。

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何と言っても凄いなあと思ったのは、裏山に作られたグランピングでした。ここは1日1グループ限定で、ドラム缶風呂も楽しめる「山の中の貸し切りお楽しみ場」です。その作りが実にプロ。聞けばオーナーは大手ゼネコンで現場監督していたそうで、何でも自分で作ってしまう創造の人です。

これだけの広大な土地があるならトレールランが開催できますね、と振ってみたら、もうやりましたとのこと。さすが。

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下からお客様の荷物を上げる小型キャタピラー車もあって、ホスピタリティにスキがありません。

キッチンカーも始めようとしてます。2度目に訪れた日は、ちょうど申請に行ったという日でした。

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アイディア溢れる二人が作るワクワク基地

その創作ノウハウを工房を作ってシェアしてます。何でも自分で作れるスキルが素晴らしい。私もモノづくりに携わってきたので、彼の話を聞くとワクワクします。

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最初はカンボジアでゲストハウスをやろうとしていたそうです。紆余曲折あって山形のいまの物件行き着いて、広大な山を使った遊び心が満点なお楽しみベース、GLAMPiCになりました。手作り感満点なのですが、センスが良い。

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山形郊外のバスも限られた本数しか通らない少々不便な場所。しかしそこには戦略がありました。山形市内を歩いてみると、街が何とも薄っぺらい感じ。お城の城郭にこそ趣はありますが、どうも楽しくない。特徴が無いのです。そんな山形に住んでいる人が、ちょっと週末に出掛けて寛ぎたい、そんな場所になっているのだなと理解出来ました。

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さて、泊りのゲストハウスの方は、地主さんが「そうめん小屋」として作って放置していたものをリメイク。4名分のベッドが、これまた手作りで山小屋風の建物は、かつての電信柱だったものを地主さんが再利用して作ったそうで、それをさらにリメイクして寛げる泊りの場所と仕立て直しました。

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山形市内にはBooking.comで調べてもゲストハウスは数軒しかないようで、バックパッカーには山寺や蔵王を観光するベースになるココは、なかなかのロケーションなのです。

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オーナーのもとには、彼を気に入って様々な人が関わって手伝っているようで、広がるアイディアが今後を楽しみにさせてくれます。数年後に訪れたら、いったいどうなっているだろうという期待感しちゃいます。

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好きでやっている、楽しんでやっている、そのプラスエネルギーが溢れるGLAMPiCでした。

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朝食が美味しかった。


2020年夏のホステルパス利用の旅

2020夏の東日本ブリ旅4

こんな旅、あなたも出来ますよ。

ではでは@三川屋幾朗

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