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【4/4】名古屋まつり郷土英傑行列コースを毎日歩く 『カットグラス』(白川道)

【4/4】名古屋まつり郷土英傑行列コースを毎日歩く
名古屋駅ミッドランドスクウェア前(9:21)~笹島交差点~納屋橋~伏見~快活CLUB~栄交差点~大津通南下~若宮大通(10:30) 

 今日もお休みで、昨日一日降り続いた雨が止んで絶好のウォーキング日和になりました。長袖シャツにウインドブレーカーを羽織って出ましたが、今日は気温20度以上になりそうで上着なしで良かったです。また途中で快活CLUBに寄ってから若宮大通まで歩きました。
 栄交差点の歩道の片隅に花が咲いてました。これを見ると春が来たなって感じます。

 『カットグラス』(白川道)を読了しました。以前古本屋さんのワゴンで冊数合わせに買った(白川先生すみません)のが入手の経緯だったのですが面白かった。

 

 40代から50代の男性を主人公にした短編が5作収録されています。ハードボイルドだと思いきや、最近読んでたミステリーでも推理ものでもなく、かといって恋愛小説でもない、企業ものでもないごく普通の小説だったんですが、歳を重ねた人ならわかる悲哀が身に沁みます。まあ、前に読んだ作品の中に頻出した「クズ男」がいないので読後感は良かったですね。あと黒川重吾作品や永井するみ作品に頻出してた「男女が絡む(?)」シーンが皆無なのも新鮮でした(笑)。 
 白川道さんの作品は『天国への階段(上・中・下)』を読んだことがあったのでこのほかにも読んでみようかなって思いましたね。 
 ちなみに、「アメリカン・ルーレット」という作品で主人公が「高レート麻雀」に参加する描写が出てきました。「近代麻雀オリジナル」連載の『むこうぶち』を彷彿させるものがありましたが、白川先生は麻雀も詳しいんだなあって驚きましたね。そういえば「中瀬ゆかり」氏と事実婚状態だったらしいので西原理恵子つながりで麻雀も打ってたんだろうなあって気づきました(笑)。

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