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赤い風は吹かなかったのか?

結果からいうと今回も操作は有った。5%も人知れず投票数が自在に変えられると判っているドミニオンサーバーは、そのまま使用され。激戦区で共和党が有利な選挙区では20%も機械が故障した。同じ地区で同じ機械が同時に20%もです(笑)
もちろんいつでもどこでも、管理は政権を持つものが握り、操作は自在です。だからそのことをグズグズいっても詮無い。いつでも正義は施政者に有り!です。
このままでいくと、下院も前回と同じ唐突な民主党のジャンプがおきますね。
過去、中間選挙は常に既成政権への不満を反映して、ほぼ90%位の確率で野党になったほうが勝利してきました。それがひっくり返るとなると・・これもエポックな話です。
共和党の中には、「新参者のうえにエキセントリック」なトランプに対する悪感を持つ人々が多々います。とくに共和党上院のリーダーのマコーネルは、今回徹底してトランプの「赤い風」に逆らった。激戦州での選挙資金を20milUSDも削減し、自党の候補者がTV等で宣伝できないようにした。今回、共和党の落選者が多出したのは彼のせいです。マコーネルはこの引責を問われますね。問われたとしてもトランプ圧勝は防ぐつもりだったんでしょうな。
結果として、改選席のうち2/3しか取れなかった。これを善戦というかどうかは、前述した理由で微妙です。トランプは3/4とみていたと思う。
しかし彼の選挙戦は、抽象的なスローガンの羅列と敵への誹謗中傷が中心だった。国民がのぞんだのは「インフレ」に対する具体的に方策の提示でした。それがなかった。
どうせお前らにはわからないだろ? 社長職特有の驕慢が彼にはある。いつもある。
・・はっきりいいましょう。
今回、思い通りの結果をトランプが出せなかったのは、代表者としての彼の不徳とするところです。足元の、味方の中にいる敵対者が、露骨に活動するようになった王は倒れます。


無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました