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やっちゃいけない支払いの事/お金のやり取りには人柄が出る

個人事業主になり、開業届を出してから足掛け9年ほどになる。何か大きな決意があって開業届を出した感じでもなく、必要があって税理士さんが遡って出してくれたような覚えがある。2015年の確か1月の日付で出したんじゃなかったか。

開業届を出して数年は「開業控除」のようなものがあり、収益の中から一定の金額が経費として利益から除かれて税金の計算がなされる。その分税金は安くなる計算だ。

*みけ子はからっきし数字やらこういった法規に弱く、聞きかじりで書いていますので、正確なことはお調べ下さいね。

中古の家を買い住めるようにして貸し出せば、全くの素人のみけ子のようなおばちゃんでも大家さんになれる。入居者さんが決まればその月から家賃収入が得られる。これってすごい事だ。

みけ子はバブル経済の真っ只中に社会人になり、その恩恵を受けて来た方だとは思う。景気が良かったから、仕事が合わなければ転職。飽きたら次の仕事って随分と無責任な社会人人生だったわ。

そのために仕事でキャリアを積み上げる事もせず、チャランポランにその場その場でやれる仕事やパートで凌いで来た。仕事で鍛えられ人間形成がなされるなどとは、程遠い人生だったと思うわ💦

そんな自分だったから、大家さんになって最初の頃はだいぶ困った事業主だったと思う。大家としての収入は不安定だし、パートや派遣と掛け持ちで仕事をしている。当然「個人事業主」としての自覚が充分だったとは思えない。

今でも思う「これはもう絶対ダメ👎」だった事を思い出す。最初の戸建物件をようやく手に入れ、半月前に借主さんも入居してどうにか軌道に乗りそう、という時だった。

不動産の師匠から紹介された、リフォーム会社の方にあれこれと工事をお願いし無事に工事も完了していた。請求書の書類が届いたのは暮れも押し詰まった頃だった。ちょっとした家屋の傾きとフローリングの工事、そして不具合があった浴室も給湯器の入れ替えや部屋のエアコンの設置と、自分にしてはかなり大きな金額の請求が来ていた。

請求書の支払い期限は2週間。リフォーム費用も合わせて融資を受けていたから、支払い出来ない金額ではない。しかし、ここでみけ子はちょっとと言うか致命的なことをやらかしてしまう。請求金額を値切っちゃったのだ。

請求書が届いた次の朝一番、工事をやってくれた工務店さんに電話をし、「年内に支払いするので、金額をちょっと割引きして欲しい」と言ってしまったのだ。あ〜、今思い出しても頭抱えちゃうわ ○| ̄|_……。

自分では上手く交渉したつもりだったが、こんな事を言う発注主に今後工事を請け負ってプラスになる事などない。何か緊急の工事やリフォームをお願いしたい時なども、きちんと責任を持って工事に当たってくれる工務店さんとの付き合いは大家にとって大きな力になる。そこを除いて安定した経営など成り立たないのだ。それをみけ子は目先の利益に囚われて、自分から悪い方向に舵を切ってしまった。

今思い出しても、この自分のやり方の不味さを後悔しても仕切れない。年末の忙しい時期に職人さんをやり繰りして工事をしてくれ、無事に仕上がっているのに、支払いの段階になって値切るなんて‼️あ〜あ〜。○| ̄|_ これ本当に人としてやっては絶対にダメな事だわ。

年末の色々と支払いが嵩む時期になると、その頃の事がよみがえる。支払いを値切ったりするのは本当にカッコ悪い。当然ながら、その時の工務店さんとは現在は付き合いはない。みけ子は結局見限られたのよ(T . T)

自分の行動が招いた結果だから、自分の事として引き受けるしかない。始めたばかりでなりふり構わずだったと言ってしまえばそれまでだけど、その場限りで1回だけの事業じゃない。続けてやって行こうと思うならば、これは絶対にNG行動だった。

今になってようやく分かる。あの頃は本当に何も分からず、取りあえずこの場が凌げれば良いとしか思えなかった。過去の大失敗な出来事。

ごめんなさいと反省を兼ねて、9年前の出来事をnoteに記しました💦



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