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ガーデニング考察 近年好まれる庭木

数年前にシェアハウスの庭を作り直す作業をした。これまであった庭木を切り、柵や庭石をどけて更地になった状態から好みの植物を選んで植えた。ちょうどコロナ禍で時間は有り余る程あり、玄関先や庭の雨水の排水も整えた後、庭の本格的な植栽に取り掛かった。

2020年の夏〜秋にかけて。見事な「石ゴロゴロ」の作業中の庭。

庭木の選定には本を参照したり、ホームセンターの庭木のコーナーも頻繁に見に行った。どんな植物を植えるのか、調べたり迷ったりの時期はとても楽しかった。

庭木として植えて見栄えのする木で、手入れもラクで成長がゆっくりな樹木。東北の風土にも合い、丈夫で病害虫にも強い樹種は何?調べれば奥が深く、自分がいくら好き植えてみたくても庭木として適当でないものもある。

そして実際にいいと思って選んで植えた木でも、どうしても合わなくて別の場所に移動させたり、抜いたり切ってしまったものも何本かある。

生育が旺盛過ぎて樹形も乱れがちで手に負えずに切ったものの代表は、シルバープリペット

そしてキレイで豪華な花を咲かせ、みけ子も大好きではあるけれどとにかく増えすぎるアナベル

アナベルは全部切ったり抜いた訳ではないが、2年ほど前から増え過ぎた部分は掘り取ってネットで欲しい方にお譲りしたりしている。

そして成長して大きくなって花が咲いてうれしいけど、伸び過ぎてこれはちょっとマズったと思っているのがモッコウバラ 🤣

庭づくりの最初の頃は、庭の土が見えるのがイヤで見栄えのするグランドカバーを考えて植えたりしていた。だけどここ1年程は増やし過ぎない、植物でモリモリにしないことを考えるようになった。育ちすぎると素人では世話が追いつかなくなるのだ。みけ子はまだ本当に素人の初心者ガーデナーなので、庭の状態を見ながらトライ&エラーの状態だ。

みけ子は通勤時、街なかを自転車で走っていて新しくできたマンションやビルの植栽を、関心しながら眺めることが多い。街なかのビルの林立する場所に似合う、植物の選び方や庭のデザインの仕方。初心者の自分には勉強になることばかりだ。

完成間近の街なかのビルの玄関前

現在の庭づくりでは人気なのは株立(カブダチ)と呼ばれる樹木の形。これが現在の主流のようだ。株立とは、枝が地際から数本立ち上がったような樹形のこと。

シェアハウスの庭にも、株立の落葉樹を中心に数種の樹木を植えている。風にさやさやと緑の葉がそよぐ様子は本当に美しく心なごむ。

株立とは対照的に、一本の太い幹が地面から伸びている樹形を単幹(タンカン)と呼ぶ。実は自分は庭づくりに興味を持つまで、樹木の形ってこれしか知らなかった。

単幹のイチョウの木。街路樹は単幹が圧倒的に多い。

実家住まいの頃は、庭の植物になどほとんど興味がなかった。庭に実ると食べられるグミの木があったことと、庭の中心につげの木が植えられていた事くらいしか覚えていない。あ、それとまだ庭としてのカタチを成していない時期に植えられていて、後で世話が出来なくなって切られちゃった桜の木の事。ガーデニングの事を考えると、桜って植えたらマズイ樹種の最初に挙げられる木なんだよね。切ると樹形が乱れる上に花が咲かないし、とにかく大きくなって病害虫にも弱いのよ。

今はガーデニング作業が楽しくて仕方ないけれど、今後考えなくてはいけないのが、素人である自分が世話しやすい庭であること。

現在、シェアハウスで庭の植物の世話が出来るのがせいぜい週に1回程度であることも考えて、

世話がし易くて見栄えのする庭

を目指す必要があるな、と思った次第だ。庭に手を付け出して4年目。ガーデニングの試行錯誤はまだまだ続くのだ。



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