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相反するものを連れて(2/13-2/29 日記)

2月13日(火)

連休明けの遅昼ごはん。清澄白河で買ったチーズとパン。

買ったお花、綺麗に咲いている。

先週の余韻が、まだ部屋に流れている。

夜、銀座でわりと大人数の食事。とても楽しみな反面「どうか途中で具合が悪くなりませんように」と願う気持ちから、直前になり緊張してくる。

日中に後輩と話していたときにも「具合が悪くならないといいな」と繰り返していたようで、「だいぶ気掛かりなんですね」と言われた。

一定のシチュエーションで、動悸や貧血のような症状が出てしまうことがある。長距離移動、コンサート会場、映画館のような場所では、いつもうっすら緊張する。大人数での食事もそう。

対策は、あまり真剣に考えないようにすること。

今回も無事、楽しい時間を過ごして解散できた。顔を合わせながら、一緒に食事することが出来てよかった。

「大抵は気苦労で終わるのだから大丈夫」という経験がひとつずつ増やしていこう。大丈夫、大丈夫。

お風呂上がりに食べるためのアイスを買い、ひと駅早く降りて、歩いて帰る。「大丈夫でした?」と連絡がきていた。感謝。


2月14日(水)

マーケティング研修を受けている。大人になるほど学びに枯渇するというけれど、本当にそうみたい。新しいことを知ることがとても楽しい。

プライベートでは、いつも頭より心の感覚を大切にしている。綺麗とかワクワクするとか、そういう直感に従って生きている。

でも、仕事では本質的なことを追求したくなる。

枠の中で考えるのは、限られた時間の中で効率的に結果を出すために必要なことだと分かってはいるけれど、枠を外せばもっと新しいことが生まれるのに、と思ってしまう。楽しくないな、と思ったりもする。でも会社員としての仕事は自己表現でも自己実現でもないのだよと自分を律しながら、でもやっぱり枠を広げたくなって、こっそり新しいことを投入したりしてる。

本当はいつだってまっさらな状態で考えたい。所謂「ゼロイチ」ってやつ。別の方法も検討して「前回のやり方を再現しよう」と選ぶのと、時間がなくて「とりあえず前回を踏襲しよう」となるのは、全然違う。

仕事をしていて「たのしい!」と感じる瞬間は、異なる複数の事象を机の上に並べ、点と点を繋げたときに、まるで星座のように全貌が浮かび上がってくる瞬間。あれがワクワクする。

点だけを見つめていても分からない。でも点を丁寧にすくい上げないと、全貌が見えてこない。ちょっとだけ日記に似ている。


2月16日(金)

終電で帰宅。でも、もう少し作業を続けたい気持ち。こういうモードの私には好きなようにやらせたらいい。どうせそのうち燃料切れするのだから、そのときの私が休めるように、今頑張ってもらえるなら有難い。

相反する気質を抱えて生きる人たちには、緩急をつけられるようにスケジュールを組むのをおすすめしたい。私はそれで、わりと日々が楽になった。

先週はとことん緩んだので、今週は急ウィークだった。


2月22日(木)

5時半に起きて仙台へ。新幹線で少しだけ仕事をして、到着するまで眠る。仙台に着くと雪景色。今年の一番の大雪だったらしい。

東京に帰る前に同僚と夕飯を食べる。彼とは6年目の付き合い。ふたりでご飯を食べるのなんて、いつぶりだろう。同僚であり、今は私の上司でもある。友達というほど仲良くもなく、上司と部下というほどマネジメントしてもらっているわけでもない。性格が全然違うので意見がぶつかることもあるけど、長年一緒にいるからお互いの言い分を理解はしている。いいときも悪いときも、背中合わせで一緒に頑張ってきた。なんだかんだ、人生において重要な人物なんだろうなと思う。

でもしっかり別々の新幹線で帰った。


2月24-25日(土日)

週末のメモ。
・新しいお散歩コースを開拓。
・かわいいお花屋さんを発見。
・クイーンズギャンビットを観始める。


2月26日(月)

メモに書いてあること

・ベストを尽くしてダメならいいよねと言われた
・we heart it なつかしい

どちらも後輩との会話。


2月29日(水)

マーケティング研修の最終回。さすがに脳が疲れた!そのせいか、夜ご飯だけで白米1合をぺろりと食べてしまった

「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る。」というけど、2月は本当に白熱した追いかけっこだった。置いていかれないよう、必死でしがみついていた。とても長く感じる1日もあれば、記憶がおぼろげな1日もあるけど、ぎりぎり並走できた気がする。

さて、3月はどうなるでしょう。

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