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気になる記事2本【Lyst/COXCO】

UK fashion portal Lyst raises $85M in a ‘pre-IPO’ round at a $700M valuation

パンデミックの中、消費者の行動や消費パターンが大きな注目を集め続けている eコマース。

その中でも、イギリスのスタートアップ Lyst はハイブランド向けの通販機能を提供しており、同社曰く ” pre - IPO “ ラウンドで8500万ドルを調達しています。

同社によると、このサービスは現在1.5億ユーザーが、17000のブランドから800万のプロダクトをおさめるカタログを閲覧・購入するところまで成長しているといいます。 

また、2020年の流通額は5億ドルを超え、新規ユーザー数は1100%の成長だそうです。

「Lyst は多くのファッション好きの人たちからの信頼を得ており、急速にファッションカテゴリーでのリーダーとなりつつあります。私たちのアプリとWebサイトはアメリカとヨーロッパのとても多くのユーザーに楽しんでもらえていますが、 ファッションeコマースは世界的に大きな成長の可能性を秘めているにもかかわらず、まだ浸透しきってはいません。私たちは今回の調達資金で各ユーザーの買い物体験のパーソナライズを続け、パートナー企業・ブランドが継続するのを助けていきます」と Lyst の 創業者で CEO の Chris Morton は話します。

パンデミックの中、自分に合う高品質なものを求める傾向が高まり、近年のパーソナライズの進化も後押しし、ファッションの購買体験がますます多様化しているように感じます。

こういったニュースを見ると、パンデミック後を見据えたビジネスモデルを構築することが要なのだと強く思います。

「社会問題をファッションで解決」を目指すD2C「ココ」 規格外の真珠でアクセサリー製作

規格外の野菜を使ったレストランというのを先日テレビで見かけたのですが、こういった従来美しい(野菜なら美味しそう)とされてこなかったものに焦点を当て、新たな価値を作り出すブランドは素晴らしいと思います。

そして、実際のプロダクトもとても可愛いです。パールが真円である必要って実はないのだなと気づかされました。

むしろ、これまでの真円のパールよりもカジュアルに身につけられそうで、「社会問題の解決」と「おしゃれ」が共存している好例で、左右対称や、モデルのように完璧な容姿こそ良いのだという価値観が変わってきている今の時代にフィットしたブランドだと感じました。

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