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21年ぶりの中学の先生との再会

中学を卒業して早21年。年を経るごとに、中学での出来事を思い出すこともなくなっていた。だが、最近、仕事で中高生と関わる機会や、学校の先生、特に中高の国語の先生方と関わる機会が増えた。最近の学校でのアレコレについて聞くたびに、私が中高生の時にはどんなだっただろう、と忘れていた記憶を手繰り寄せたりしていた。

中学の国語の先生が「いい感じ」だったことを思い出した。怒られても愛が感じられる、そんな先生だった。連絡先は知らなかったが、SNSで繋がっている他の先生に連絡先を教えてもらい、連絡することができた。そして、中学卒業以来21年ぶりに、ランチをすることになった。

先生は私のクラスの担任だったわけでもなく、教科でしかお世話になっていなかったので、私のことなんて忘れているだろうと思っていたけれど、ある意味、私よりも当時の私のことを覚えていてくれていて、驚いた。

先生は今も現役の国語の教員で、当時と変わらず「いい感じ」だった。フラットでさっぱりしていて、使う言葉の選択が素敵だった。先生も私のことを当時と変わっていない、と言った。お互いに、21年経っても人間の本質的なことは何も変わらないのだ、という結論になって、一緒に笑った。

話をしていて、同じ中学でも、私立と公立で発生している問題は共通することもあれば、そうではないことも多々あること、私立と公立では、社会で位置づけられている役割に多少違いがあるのだろうことを感じた。それはどちらが良い/優れているというものではなく、どちらも必要でどちらも素晴らしいのだ、と思った。

最近、私と関わってくださっている先生方は、私立や公立に関わらず、生徒に向き合い、ベストを尽くしているのだな、と感じていた。
今回、当時の先生と話してみて、私が中学生の時にも、先生方にそのように接してもらっていたのだ、と当時を振り返りながら感じることができて、感謝の気持ちでいっぱいになった。

素敵な先生との再会に感謝をしつつ、素敵な先生方と一緒に学校現場でメディア情報リテラシーを広げていきたいと改めて感じたのでした。

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