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2歳児の反社会的行動に対しての考え方

今日、違うチャイルドケアで働いている友達から連絡があり「センターに他の子の頬を両手でつねる子がいて目が離せないから困っている」と。2歳半らしいけど、こういう行動って誰にでも起こるわけではないけど、珍しいわけでもない。でもその行動に対して、「センターとしてはPsychologist、日本でいう心理療法士、カウンセリング、に見てもらうべきかなあ」と、聞かれました。家族も困っているからとのこと。その行動の原因がわかっているのなら、Psychologistの前にその原因を取り除く努力をするべきだし、正直、親が心配しているなら親がPaychologistに相談するべきで。

私ももちろん、こういう状況は山のように見てきていて、その時に私がいつもしているのは、とてもシンプル。その子のいいところ、例えば好きなもの、興味のあるものを、リラックスできるもの見つけ、その部分を伸ばす状況をつくる。

消えてほしい行動、ネガティブな部分を注目することで、その子を反社会的な子供と見てしまう。反社会的なのは行動であって、子供が悪いわけではない。

子供に接する仕事のプロフェッショナルなら、他のプロフェッショナルに任す前に、できることをしたほうがいいんではないかなあ、という話をしました。確かに、現場は特に問題がなくても、忙しくて大変だけど、ここはその世界のプロとして、頑張ってほしいなあ。だめ、無理、って思った時点で、何もいい方向には進まないだろうし、その感情も相手に伝わってしまう。友達のおかけで私も再度考えるいい機会になりました。

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