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<ヴィパッサナー回顧録 人生掘り下げの旅へ・・・ 中間地点で自分への質問>

<人生においての、自分への質問>

あなたは(私)なぜ、「それ」が必要なのか?

あなたはなぜ「それ」を
必要とするようになったのですか?

あなたは、今、現在、
「それ」に代わるものを持っていないのですか?

あなたにとって「満たされる」とは、
どういう状態?

何が揃った時?

本当に「それ」は、
あなたの生きるという行為に
必要なものなのでしょうか?

この答えを知らず
欲と渇望の虜になって、
常に未来に意識が飛び
それを追いかけている現実が
まだまだ存在しているように感じます。

あなたが既に持っている「それ」を
手に入れることができずに
幼くして命を終える人、
その命が消えるのを黙って見つめるしかない人が
同じ地球上にいます。

人は人として生まれ、
全ての人が手にすることが出来る最低限のものを、
手に出来ることが当たり前のはず。

その最低限を手にすることは、
実は働くこととは関係がないことです。

最低限以上の何かを手にしたい、
そう感じる人は、
努力をすればいい
もっと働けばよい

でも、最低限のそれは、
全ての人が何の条件も課せられることなく、
手に出来るもの。

その最低限でさえ、
先進国と呼ばれる国で
毎日、沢山の人の命を救える量が
廃棄されているのです。

それは、この国「日本」でも同じ。

最低限を持てている事実を知らず
自分の「足る」を知らないことは、
果てしない欲望を追い求める人生になります。

私たち、
特に毎日の生活に基本的には満たされている人は、
基本的なことすら手に出来ていない人の存在を
見て見ぬ振りしないこと、

その人たちが抱える問題を
自分とは関係ないと思わず
自分の問題として捉えること
それを解決する努力をすること

それが、
これからの自分に問われていることだと
私は強く感じます。

いつもお読みいただいて、
どうもありがとうございます。


中島 みき

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