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アインシュタインの言葉

子どもの中学受験の合格発表は一週間後の日曜日。日曜日は家族そろって教会に行く。結果は10時からスマホでわかる。聖餐会が始まる時間だ。
聖餐会後、妻と娘がどこかに行って戻ってきた。
「どうだった?」
「パパには言わないで、って」

そうか。それで全てを了解。

落ち込むかと思ったが、そうでもなかった。

11月にあった塾の最後の保護者面談の時に「もし志望校に落ちても地元の中学校のクラスでは上位にさせてあげたいです」
と言うのを聞いて不合格だな、と思った。
さすがプロだ。

先日、地元の中学校に妻と娘が行って制服の採寸をしてきた。二人とも、いい学校だった、と言った。小1からの親友とも離れ離れにならなくて済むし。あと僕の願いとしては図書室が充実していればいいな。

昨日、教会に行く朝に娘が「受験どうだった?って聞かれたくないな」と言う。

僕は言った。
落ちたからといって君をバカにする人は一人もいないよ。アインシュタインは言ってる。
「今まで一度も失敗したことがないと言う人は今まで一度も挑戦したことがない人だ」って。
君は今までよく頑張った。堂々としていればいい。

塾が大好きな娘は2月から週二回通うことになった。

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