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「優秀になりたい」という Fake Goal と愛着障害。

こんにちは、3G commit! のみきちです。

皆さま、今日もステキですよ☺️


Goal設定を始めたばかりの人にありがちなパターンが「○○で一位を獲りたい」とか、「××さんよりも良い成績を残したい」などの、決められた枠組みの中で優位であろうとしてしまうことです。

これは明らかに Fake Goal …あなたの本当の Goal ではありません。

自分では無い存在によって作られた、尤もらしく見える偽の Goal なのです。


真に自分の人生を生き、本当にやりたいことを叶えていくには、自らに潜む Fake Goal を意識に上げて取り除いていく作業が必要です。

根気よく、コツコツやっていくと、次第に心身が軽くなって勝手に望む未来があちらからやってくるようになりますよ😉

今回は、「優秀になりたい」といった望みが Fake Goal であること、そして背景には愛着障害が根を深く下ろしていることを、一緒に学んでいきましょう👍


まずは、「優秀になりたい」という Fake Goal に隠れている重要な視点を知ることです。

優秀だとか、上位に立つという価値観は、比較となる他者が存在しないと成立しません。

つまり、「優秀になりたい」とは、強烈な他者比較の上に成り立っているのです。

誰かを蹴落としてでも、自分が幸せになりたい…そんな暗い闇が見え隠れしているのが、他者比較の恐ろしいところです。


また、他者比較には相対的な基準しかありません。

対象となる「誰か」が変わってしまえば、基準そのものが根底から覆るものです。

そんな Goal なら、簡単に達成できる可能性も、永遠に達成できなくなる可能性もありますね。

どれだけ頑張っても、上には上がいます。

新たな比較対象を見つける度に「もっと頑張らないと、私は優秀になれない…!」と、絶望感とともに心身を酷使して努力をすることは、本当にやりたいことと言えるのでしょうか。


そして、この他者比較の価値観がどこからやって来たのかと言えば、私たちは愛着障害によるものではないかと考え至るのです。

ほとんどの人が、幼い頃から、親や親戚に誰かと比較するような言葉や態度を向けられてきています。

クラスで成績が悪いとガッカリされるとか、逆にクラスで1番の時だけ喜ばれたりとか。

「お兄ちゃんは言うことを聞いてくれたのに、なぜあなたは我儘ばかりなの!?」といった比較をされて育ってきたりとか。


些細なことが積み重なって、私たちは誰かと比較して自分の存在価値を評価することを「当たり前」にしてきたのです。

誰かよりも秀でていれば、親にとって都合の良い子でいれば、両親は微笑んでくれる…そんなアルゴリズムが心身に刷り込まれているから。

これが愛着障害ですね。

行動の裏に隠れている本当の動機は、親の愛を感じたい、それだけだったりするのです。


多くの人が、心の奥底に愛着障害を抱えていると思っていいでしょう。

だから、みんな良い大学に入ろうとしたり高給料の企業に就職しようとするし、みんなと同じであることを望み、相反するように目立つ個性を獲得したいと夢見るのです。

みんな同じだから「当たり前」ではないことがわかってくると、より観える世界が変わってくるでしょう(^^)


愛着障害にアプローチしていくと、それだけで本当のGoalが顔を出し始めます。

愛着障害が癒えることで、Fake Goal を意識に上げることができるようになるからです。

人生を変えたいなら、コーチングがちゃんと機能する心身を獲得したいなら、愛着障害についても学んでいくと良いですよ🌱

自分自身に、どこまでも深く向き合いましょう♪


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一緒に、少しずつ、自分のための人生を歩んでいきましょう🐾


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