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成田空港第3ターミナル カーブサイド整備状況 2022年10月9日時点

こんにちは。ミキキートス代表の庭野です。大変マニアックな話題で恐縮ですが、調べても続報がまったくなかった、成田空港第3ターミナルのカーブサイド(車寄せ)整備状況について、現地を見てきましたので、そのレポートをお送りします。

現場を見る限り、明日にでも共用開始できそうな雰囲気が漂っており、プレスリリースも間近と思われます。

第2ゲートを徒歩で通過チャレンジ

今回は3タミのカーブサイドを目指しましたが、あえて第2ゲート側から徒歩で訪れることにしました。

歩いて通過できなさそうな雰囲気が存分に漂ってますが、先駆者のネット情報を頼りに進みます。

あっさりと徒歩で通過できてしまいました。近くには警察官も立ってますが、特に声をかけられるとかもありませんでした。

3タミ前整備中カーブサイドの様子

そして、いよいよ見えてきました。成田空港第3ターミナルで、現在整備中のカーブサイドです。現行は、一般車は第2ターミナルから徒歩でアクセス、ターミナル間連絡バス並びに高速バスとタクシーは、第3ターミナルの建物から離れたところにあるバス乗り場(タクシー乗り場)を使っていて、到着ロビーからですとそれぞれ5分少々歩かなくてはならないイメージです。それが、既存の第1、第2ターミナル同様、到着階に直結のカーブサイドが整備される旨発表があり、今日に至るというわけです。

カーブサイドの入り口側、起点の様子です。向かって左のターミナル建物側の車線がターミナル間連絡バスおよび高速バス、右手の車線がタクシーや一般車と思われます。タクシー、一般車レーンへは横断歩道を渡ってのアクセスとなります。
※構造を再度確認したところ、写真の右側のレーンもバスレーンの形状で整備されているようです。また、数の少なさを考えると、もしかしたらタクシー専用または団体バス専用のレーンかもしれません。その場合、一般車のカーブサイドをどこに設けるかですが、現在ターミナル間連絡バスや出発の高速バスが使用している部分の土地が空くので、そちらに整備する可能性もありそうな気がしてきました。いずれにしても、NAAの発表を待つしかありません。

もう歩道の部分にはバス整列用のペイントもされており、すぐにでも使い始められそうな雰囲気です。

この横断歩道を渡って、タクシー、一般車用のレーンへ移動します。

細長く延々と続くカーブサイド。バスが左斜めに頭を入れることで、後続のバスも駐車しやすい(と思われる)レイアウトが採用されています。

カーブサイドの終端部分です。カーブサイドが長く整備されている為、第2ターミナルまで目と鼻の先です。

3タミ→2タミ間の変化

左側の高架の構造物は、カーブサイドに先立って3タミ出発階拡張と同時に整備された、第2ターミナル⇄第3ターミナル間の連絡通路です。以前は地上だったものが高架となり、道路と立体交差できるようになりました。左手に商用車が止まってるところがNAA成田国際空港株式会社の本社奥の部分になります。右折退出禁止とあることから、道路の平面交差は残るようです。

2タミ側の変化

第2ターミナル側です。第2ターミナル⇄第3ターミナル間をピストン輸送するターミナル間連絡バスが発着する新しい1番乗り場が見えます。

別アングルです。工事開始以前同様、2タミ⇄3タミピストン便はショートカットで第3ターミナルに行ける構造となってます。

そして、こちらは第3ターミナル発のバスが第2ターミナルに到着する"既存の"動線です。右側に追加で築かれた縁石のようなものが気になってましたが、第3ターミナルからの動線が左側からのルートに変わることで、こちら側が本線ではなくなるようです。

止まれの標識も設置されてるのがわかります。

まとめ

待望のカーブサイドが共用開始されることで、第3ターミナルの利便性は大幅に向上しそうです。バス停から遠いことや、第2ターミナルからの連絡バスの導線が遠回りで時間がかかることから、SNSに阿鼻叫喚の投稿が相次ぐ現状からの、良い変化が起こることを期待しています。


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