見出し画像

自分のものさし、他人のものさし

先日、チャネラーで友人のえんちゃん(青木史子さん)の個人セッションを受け、ものさしを一つ獲得した話だ。

家(建物)の事で相談したのたが、そんな事はどうでもよくて、私の頭の固さが露呈したセッションだった。

「美紀さん、ものさしをたくさん持つのよ」とえんちゃん。

「はて、ものさしとな?」と考えていたら、ふと過去のある出来事を思い出した。

1990年代、短大生の頃だったか、もう働いていた時だったか、忘れたが、中学時代の男女仲良しグループで久しぶりに遊んだ。

私はおしゃれして、八事のセレクトショップで買ったお気に入りの白いワンピースに白いジャケット、白いハットといういでたちだった。

すると、一人の男子が私を見て「ユ◯ーかダ◯エーのチラシのモデルみたい」と言った。

(名古屋なんでね。関西で言ったらイズミヤとかライフが近いかな。)

当時、私は雑誌ヴァンテーヌとか25ans(ヴァンサンカン)とかのファッションに憧れていたわけで、それが庶民的なスーパーのチラシのモデルと言われ、腹こそ立たなかったけれど、ちょっとがっかりしたのを覚えている。

(きっちり根に持っとるやないかい)

で、ものさし。

その後、その男子はそのスーパーに就職。(大企業やな。今はどうしてるやろか)

で、「はっ!」と気づいた。

私の基準では、ファッション誌のモデルに近づきたいという理想があった。

が、その男子の基準としては、就職したいと思えるほどよい企業のチラシなわけで、つまり、最上級に褒めてくれてたんだと。
(まぁ、最初から褒めてくれてたんやけど)

ただ単に私とものさしが違っただけなんだと気づいた。

(軽く褒めたら、まさかこんなに根に持たれてるとは思ってないやろねw)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?