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【映画】「君たちはどう生きるか」は、宮崎駿の人類補完計画。【ネタバレ全開】

こんにちは。つまらないと切って捨てるのがトレンドになりつつある映画「君たちはどう生きるか」を観てきました(通算二回目)。
二回観て、ようやくこの映画の全体像がわかったので、忘れる前に書いてしまおうと思います。

君たちはどう生きるか は、宮崎駿版 シン・エヴァンゲリオン だと脳内変換すればスッキリと理解できるのです。

たとえば、「空から巨大な石が落ちてきた」は、人類ではない何者かが持ち込んできたゴルゴダオブジェクト。つまりあの塔の中はマイナス宇宙。そしてあの白い積み木はエヴァンゲリオンイマジナリー。

そう考えれば、「悪意がない世界」をつくるために積み木を置き換える行為こそ、宮崎駿版人類補完計画だったのです。

ただ、宮崎駿は「軍人が世界を壊す」というメッセージを伝えたかったのでしょう。エヴァンゲリオン同様、人類補完計画は完遂されなかったのです。

…書いてて何だか自分が岡田斗司夫なんじゃないかと思ってしまう仮説でした。

追伸:「いずれ世界が炎で包まれる」って、「火の七日間」ですよね?風の谷のナウシカにリンクしてますよね…?


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