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子供の感性は肯定してあげたい

最近、デザインの気に入った指輪を買いました。
と言ってもそんな大層なものではないです。
300円あれば買えてしまう、値段相応だけど
使えるクオリティの指輪です。

私はその指輪を結構気に入っています。
作業する時に引っかかりもなく、
見た目も気に入っていて
ただ色が青緑で指につけると存在感がある。
だけど私の肌の色にすごく映えると思うのです。

ただ。
私は好きだけど。
人に見られるのがすごく怖いのです。
なんで怖いのか掘り下げたら

私のようなものがこんな綺麗なものをつけている、と
思われないか。
私に似合わないのではないかと
思われないか。
そんなことが気になってしまうのです。

自分が好きならそれでいいのに。

その表面だけを見れば
私はただの他人軸で物事を判断しているのだと
自分でも思いました。

その話を私の思考の癖を治してくださる
OTさんに相談したところ
一つのことがわかりました。

思い出したのは子供の頃に買い物に行った時、
選んだ服を見せた時に大人に言われた言葉が
『そんなものを着ていると恥ずかしい』
という内容の言葉でした。

私は、自分の選んだ服が
おかしいとは感じなかったのです
丈の短いシャツやスカートを選んだわけでもなく
意味の変な言葉が書かれているわけでもなく
好きな色の服とデザインを選んだだけ。

何せよ一番身近な大人に
その格好は恥ずかしいと言われると
私の格好っておかしいのかな、と
考え込んだのは鮮明に覚えています。

どこへ行っても恥ずかしくない格好
その感覚がわからないまま大人になった私
大人になってもその感性は育つはずもなく
いつも黒を好んで着ています。

一度、パーソナルカラーを調べに行ったとき
自分には青系の淡い色が似合う
ということがわかりました。
でも、その淡い色を着る自分が
勇気が出せずにまだいます。

だからこの指輪は、
私が勇気を持って変わるための第一歩だと、
良いところから挑戦しましたねと
OTさんは褒めてくださいました。

子供に服を買ってあげる時には
自分の着るものを自分で選ばせてあげたいなと
思います。
変な言葉が書いてあるシャツとかは
ちょっと困りますが
お気に入りのキャラクターや色の服など
自分で選んだものには
いい色だね、素敵だよ、センスいいね!と
肯定してあげたいと思います。

それが彼らのセンスを作り
未来を豊かにしてくれるのだから。


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