見出し画像

おうちの光を快適にvol.1:体内時計を知る

いきなりですが、みなさんは1日の中でどんな灯りで過ごしていますか?
終日同じ明るさと色っていう方が少なくないのではないでしょうか。
我が家もそうでした。
実は光と人間の体は密接な関係があります。
人間を含め生物は体内時計(概日リズム、サーカディアンリズムともいう)を持っていて、外からの刺激で影響を受けたりもします。

概日リズム(がいじつリズム)、サーカディアン・リズム(英語: circadian rhythm)とは、約25時間周期で変動する生理現象で、動物、植物、菌類、藻類などほとんどの生物に存在している。一般的に体内時計とも言う。厳密な意味では、概日リズムは内在的に形成されるものであるが、光や温度、食事など外界からの刺激によって修正される。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

光もその一つで、1日を通じてどんな光をどのくらいの量を受けたかによって、その人の体内時計は前にも後ろにも修正されたりするようです。
そこで、LEDの登場によって一つの照明で細かい色温度、明るさがコントロールできるようになった現代では、それぞれの時間に合わせた照明を生活の環境に生かせるようになりました。
自分の体内時計を整えることで夜は心地よく眠気がおとずれ、朝気持ちよく起きるといった1日のリズムを作ることができるようになるのです。睡眠改善、日中の活動量の増大など、色々メリットがありそうですよね。

ただ、いちいち時間に合わせて手作業で照明を変えるのは大変なこと。
最近の照明だと、照明自体で自動的に設定した時間ごとに照明の色に変えてくれるものも出てきています。ただ、せっかくなのでもっとテクノロジーを活かした「心地よいおうちの光」について考えてみたいと思います。
あえて、「照明」ではなく「光」にフォーカスしたのは、光の作り方って照明のみならず窓から入る光もあるので、それも含めて考えられたらなと思って汎用的に括ってみました。家で過ごす時間は大事ですし、特に夜の光は睡眠の質につながるのでこだわっていきたいです。多分都度改善やバージョンアップを繰り返しそうな気が今からするので、いくつかパターンに分けて記事にすることを想定してvol.1としてみました。

前置きを踏まえて、次のvol.2からは何が「快適か」について照明をベースに考えていきたいと思います!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?