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TDPTでBVH書き出しを動画から正確にモーキャプしたい場合

《 TDPT Tips!シリーズ 第1章》

カメラだけで全身モーションキャプチャーができるWindowsアプリ「ThreeDPoseTracker(3Dポーズトラッカー)=TDPT」
詳しくはこちら
そのTDPTのバージョン0.6に関するTips!をご紹介します。
中で使用している画像は私の作成した操作説明ページで使用しているものを引用しています。
TDPT Tips!シリーズなので今後シリーズ化していこうと思います。


はじめに

今回は、TDPTでモーションデータ(BVH)の書き出しを、動画から正確に、コマ落ちせず モーキャプしたい場合の方法について書きます。

例えば、ダンスの動画からモーションを書き出ししたい!という場合、一般的なPCではスペックが足りない場合が多く、そのまま書き出しするとコマ落ちしてしまいます。
そんな場合にこの方法を試してみてください。

BVHデータは、UnityやBlenderなどで読み込むことが可能です。

手順1:アバター

まずはTDPTを起動します。
初期設定でアバターが用意されていますが、BVH出力されるボーンの大きさや構造はそのアバターのものになりますので、出力したいご自身のアバターをご用意ください。
そして、Avatarパネルを開き、AddAvatarでローカルフォルダからアバターを追加します。(画像Ⅰ-1)

画像Ⅰ

手順2:Sourceパネル

そして、Sourceパネルを開き、SkipOnDropをオフにします。(画像Ⅱ-7)
こうすることで、コマを飛ばさずにモーキャプします。

画像Ⅱ

手順3:Exportパネル

ExportパネルでBVHタブを開き(画像Ⅲ-2)
Capturingにチェックを入れ、30fps(動画のfpsと合わせる)を入力します(画像Ⅲ-3)
それ以外の項目はこちらのページの説明をご確認ください。
Start Recordingでモーション録画を始めます(画像Ⅲ-1)

画像Ⅲ

手順4:モーキャプ開始

そして、ヘッダーのStartボタンを押してモーションキャプチャーを始めます。(画像Ⅳ-3)

画像Ⅳ

これで、PCのスペック関係なしにTDPTでモーションデータ(BVH)の書き出しを、動画から正確に、コマ落ちせずモーキャプすることが可能です。

ありがとうございました(・ω・)ノシ



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