自分の弱みを逆手に取って、文章を書くための方法
今月はnoteを毎日書いている。noteのつぶやき機能も活用しつつだが、よくやれているなあと思う。
なぜ毎日書いているかというと、自分がそうすると宣言したからだ。なぜ宣言したかといえば、そうでもしないと書けないからだ。自分が見栄っ張りなので、宣言することで退路を断っている。
ギアが重めの自転車と同じで、いちど漕ぎ始めたらある程度は距離が稼げるように、せっかく書くモードになったので続けて書いておくか、という打算もある。
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ところで、〆切の守り方は人によってタイプが全然異なるようだ。この「周りに宣言しちゃうやり方」を万能だと思って人に薦めていたときがあったが、それではダメなケースは結構あった。
そこから、勉強会で出会った人とのやり取りや、自分が編集者としてついているクライアントが書けるようになった時のことを注視したら、いろいろなパターンがあることがわかった。
これらすべて、実際に僕が接した人の、書くための事前準備のパターンだ。
人によって千差万別だが、代表的なものはこんな感じだと思う。人によってやる気になるきっかけは様々なことが分かる。
自分は1つ目の「周囲に宣言する」というものだが、先に書いた通り、"他人の目を気にしすぎる"という自分の弱みを逆手にとったやり方だ。自身のコンプレックスにフォーカスするのはコツかもしれない。
アドリブで物事を思いつくのが苦手な人は、事前に記事の切り口だけでも書けるだけ書き出しておくようにする。文章を読みやすく整えることに関心が持てない人は、noteのAIアシスタント機能を活用する、などがある。
ほかにも例えば、自分の話をするのが苦手な人でも、書評や、他人が書いたnoteの感想は書けるかもしれない。書くことに10回チャレンジして10回だめだったなら、そのことを書けばいいのだ。これは、捨て鉢になって言っているのではない。
書くことにまつわる悪戦苦闘のプロセスは、何かしら文章を書いている人にとって、共感を呼ぶ読み物になりやすい。これまでのフォロワーさんとは異なる読者を獲得できる可能性が高いし、やってみる価値はあると思う。
あと、これも本当に大好きな話なんだが、書くことが自分にとってのコンプレックスだとしみじみ痛感した結果、じゃあ音声配信を初めてみたところ、楽しんで続けられている人までいる。それはそれでいいなあ、と思う。
こんなふうに、自分のウィークポイントを意識した結果、書けるようになったことがあるよという人がいたら、ぜひお知らせ下さい。僕は僕で、残りの11月、noteを続けられるよう頑張ります。
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