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会長がゆく!!「ラテラル・シンキング社」

この記事は、2021年10月27日に北海道のIT情報発見!発掘!マガジンのmikketa!!に掲載されたものです。

こんにちは!今回は新シリーズ!会長が行く!と題し、会長がまだお会いしたことが無い、北海道IT推進協会の会員企業の元を訪ねました!!

今回訪れたのは、ラテラル・シンキング株式会社さん。

曽我部社長にご挨拶をさせていただきました!

入澤:はじめまして、会長の入澤です!よろしくおねがいします!

曽我部:よろしくおねがいします!

入澤:まず、ラテラル・シンキングさんについてお伺いしたいのですが、創業は何年になられるのでしょうか?会社について教えて頂けますか?

曽我部:2012年の9月に創業した会社で、もうすぐ10年になります。ラテラルシンキングとは水平思考のことなのですが、よく「エンジニアは垂直思考だろう」って突っ込まれたりします(笑)。もともとの自分が働く上で大事にしていた考え方を英語にした、社名なんです。業務はWEBの基幹システムの開発が6割、3割がアプリ開発で、monacaというクロスプラットフォームのアプリ開発ができるツールのパートナーでもあるので、そちらを活用して開発を行っています。社員は現在85名います。(2021年9月現在)オフィスは名古屋と、福岡、東京、そして札幌という形で、本社は札幌になります。

入澤:すごいですね!全国に展開されているんですね!!

曽我部:ありがとうございます。お客様も道外が多く、道外拠点の人数も増えてきました。

入澤;人数はこれからも増やしていかれる予定なのですか?

曽我部:いえ。弊社採用がとても得意で、人数をここまで増やしてこれたのですが、今は一旦人数を増やすというのは止めて、ちゃんと会社としてのベースとなる力だったり、基礎力をあげていくフェーズなのかな。と思っています。なので、ルールを導入したり新しいものを入れたりして、社内を整えるという点に重点を置いています。

入澤:このご時世に採用が得意というのは、すごいですね!羨ましい企業さん、たくさんいると思います!!、ちなみに、曽我部さんのもともとのキャリアはエンジニアなのですか?

曽我部:もともとは営業出身です。最初は製造系派遣の営業をしていました。そのあとリクルートのIT系技術者派遣の会社に勤めて、縁あって今の形になったんです。

入澤:営業スタートなんですね!僕と一緒ですね!!!もうすぐ10年と先程おっしゃっていたかと思うのですが、これから会社をどう伸ばしていきたいなど、未来について考えていることはありますか?

曽我部:そうですね。実は自社サービスを作っていきたいという風に思ってはいるものの、どういったものを自社サービスにしたら良いんだろうっていうのが難しくて、穴にはまっている感じがあります。

技術者派遣じゃない形を作ろう!と思って考えはじめはしているのですが、中々難しいんですよね。一時、ホテル関係のDXを支援できないかと模索をしていた時期があったのですが、「これ、どこまでやり続けるんだ?」等と先のことを考えると、中々難しくて。

入澤:いや、難しいですよね。それこそDXを外から支援するというのは本当に難しいことだと思います。業務理解をした上で、デジタルに載せ替えて、改善をしてという動きが必要になるので、外部からの支援となると時間も、工数もかかりますよね。

曽我部:そうなんですよね。本当に難しいなと。なので、今後も現在の開発体制を続けながら、新しい事業を模索していきたいなと思っています。


余談ですが、家も近くお子さんも同じ中学校の同学年であることが冒頭わかり、パパとして共通の話題で盛り上がっていました。

曽我部さんのお話の中でとても印象的だったのが、最初から道外展開を主に行っていたという点です。

「北海道で企業したからには、北海道の人たちのお役に立ちたいから北海道の案件をとるんだー!!」と、起業してすぐは思う方も多いと思います。(私もそうでした)ですが、自分の得意な地域や、得意な場所で仕事を作っていくという働き方があり、それで会社を大きくされている方がいるんだな。と、新しい案件の作り方を教えていただいた気がします。

リモートワークできる環境が進む昨今だからこそ、道内企業の道外への展開や営業もこれからより一層、加速していくのではないでしょうか。とても楽しみです。

会長がゆくシリーズ!継続して行っていきたいと思っていますので、ぜひ「会長と対談したい!」という方がいらっしゃいましたら、編集部もしくは北海道IT推進協会事務局までご一報ください!

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