会社辞めたい？それとも残る？葛藤している方へちょっとしたアドバイス

2024年3月20日 10:02

働きながら「もう疲れた、限界だ」と感じても…
なかなか本気で退職を考えようとしないですよね。

それは残った方がいいのかもしれない…という想いと葛藤しているから。
私もモヤモヤした気持ちのまま時間だけが過ぎていきました。

会社を辞めたい理由の見極め方
退職したほうが良いケース

前職の人事と役所の労働相談窓口で悩んでいる方にアドバイスした内容を綴ります。

悩みを放置しておくと、何かのきっかけで会社を辞めたいがまた顔を出しますからね。

疲れている時は大きな決断をしない

そもそも…心身が疲れているときや負の感情が高まっているときには重要な判断を避けることをおすすめします。

とにかく休憩です。
リフレッシュです。
嫌なヒトから距離をとる。

退職や転職は人生の大きな決断ですからね。
冷静な状態で大きな決断をすることが大切。

急いで転職すると、せっかくブラック企業から抜け出せたのに、またブラックだったという結果になりかねません。

もしも…心身ともに疲れていたら退職を決断する前に休職して傷病手当金をもらいながら、次のことをじっくり考える期間に当ててもいいですよね。

仕事を辞めたいと思う理由は

ざっとこんなところでしょうか…。

具体的な判断基準の詳細はこちらの記事に書いてます。
興味のある方はのぞいてみてください。
ちょっとした人事の裏話も。

「退職理由」と「転職理由」似ているようで少し違うんですよね。

退職理由：今の会社に抱いている不満やストレスが原因。
転職理由：これから理想の働き方を実現するために新しい環境での挑戦。

「退職理由」は今の職場でのストレスや不満を解消して自分を大切にするための一歩なんです。

それに対して「転職理由」は新しい環境での夢や理想の働き方を探し、キャリアを更に伸ばすためのモチベーション。

これらを混同すると、何が大切か、何を目指すべきかがぼやけてしまい
結局は自分が納得のいく転職をすることが難しくなってしまいます。

たとえば…
「退職理由」だけを転職の決断基準にしてしまうと、今の職場から逃げるだけの転職になってしまい、新しい職場でも同じ問題に直面しちゃう可能性も。

一方、「転職理由」だけを考えてしまうと、今の問題を解決せずに新しい挑戦を始めることになり、思い描いていた未来と現実がズレてしまうことも。

だからこそ、退職を考えるときは「退職理由と転職理由」をしっかりと区別してバランス良く考えることが大切。

「退職理由」を解決するための具体的な行動や改善策を考えつつ「転職理由」に基づいて自分のキャリアの方向性を見つめ直す。

そうすれば、後悔のない転職で自分自身のキャリアを更に成長させることが期待できます。

そもそも、なぜ転職をしようと思ったのでしょうか。

もしも、転職理由が人間関係や職場環境なら転職先でも同じ問題に直面する可能性があります。

人間関係に疲れた
パワハラやセクハラで会社に行くのは辛い
無視される

転職理由は人それぞれで…
もちろん、これらの理由を否定するつもりはありません。

職場環境や人間関係は実際に入社してみないと分からないですよね。
もしも人間関係なら今の会社で改善策がないか一度、冷静に模索してみてほしいと思います。

人間関係に疲れて転職しても嫌なヤツから解放されたぁ〜と浸っているのも束の間。

転職先ですぐに現実に引き戻されます。
どこの職場にも避けて通れない厄介な人物が少なくとも1人は存在します😂
厄介な人に遭遇する度に、新しい職場を探して面接を受けて新しい環境に適応する…

とてつもないエネルギーと時間を必要で精神的にも肉体的にも疲れ果てしんどい。転職の理由が人間関係だと、その状況ってとても不安定。

それよりも、厄介な人が出現したときの攻略法やノウハウ、思考を身につけ
周囲の環境に振り回されない自分自身でいたほうが安定すると思いませんか。

一時的な人間関係の問題に翻弄されるのではなく、スキルや経験を積み重ねて自分自身のキャリアを自分でコントロールする力を身につける。

自分の人生は自分が舵を握るの精神！

フリーランスや独立して、いっしょに働く仲間を自分が選ぶ未来に目を向ける。職場に嫌なヤツがいても期間限定と割り切ってスキルや経験をさっさと積み上げる。

人間関係の問題は、転職を繰り返すことで解決するものではなく自身の内面から解決を図ると振り回されることがグッと減ります。

結局のところ…目標に向かう情熱が大切なのかもしれません。
情熱があるときに人生の決断をしましょう。

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