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オーストラリアで就職したいなら、コネを大事にしよう

日本人留学生のその後について

娘が大学時代、日本人留学生サークルのようなものに出入りするようになりたくさん日本人の友達ができました。
そのおかげで知ったのですが、高校から大学まで留学していたお友達でさえ、オーストラリアで就職できずに日本での就職を余儀なくされました。

オーストラリアに残れた娘の友達は、婚約者ビザや配偶者ビザをとれたお友達のみでした。

現実は厳しい

この留学生サークルは、QLD州1だと言われているクィーンズランド大学(UQ)やクィーンズランド工科大学(QUT)の生徒たちの集まりです。

何が言いたいのかというと、どれだけ優れた学力の留学生も、

現地の大学を卒業したからいってオーストラリア社会で働くことができない!

これが現実です。


オーストラリアは超コネ社会!?

これも知られていないと思いますが、オーストラリアは日本以上にコネ社会です。大汗
学閥もちゃんとあります。
だからこそ、子供の学校をしっかりと選ぶことが必要なんです。

私は教育ママではなかったのですが、「なるほどな~」と考えさせられたエピソードを書いてみたいと思います。

なぜわざわざボーディングスクールを選んだのか

ダーウィンにも高校もあれば、大学もあります。
・・・が・・・
全国に比べてレベルが相当に低く、子供の将来の進路をどうしようかと考えていました。

やはり将来のことを考えると、ダーウィンではよくないよな~
でも今は引っ越しはできないしなぁ~←今ならすぐに引っ越します。笑
ということで、長男だけダーウィンから飛行機で4時間かかるQLD州ブリスベンの寮のある学校へ入れることにしたのです。

オーストラリアはコネ社会と知る

日本以上にコネ社会であるオーストラリアでの、(人脈)コネクションは非常に大切です。

移民1世である親が、いかにその人脈を広げられるか?

なんですが、オーストラリアに親戚も一族も誰もいない日本人家庭。
夫は日系企業。ましてや当時は専業主婦だった私にそんな力はありません。涙

先にも書きましたが、このことを裏付けるように、ほとんどの留学生はオーストラリアで就活しますが、どれだけ優秀な成績の留学生も就職できず、90%以上が夢破れて日本へ帰っていきます。

現地に残りたくても残れない!のがこの人脈コネクション問題です!

移民1世の人脈コネクションの作り方

人脈コネクションについて教えてくれたのは、元夫と会社は違いますがご主人が同じ仕事をしていてダーウィンに赴任していた青学出身のK子さんでした。

K子さん自身は子供がいなかったのですが、子供好きで教育に関してもとても深く考えている人でした。

そのK子さんが私が長男の進学先で悩んでいたときに

「移民は現地に人脈コネクションがない。
だから子供にはいいコネクションを持たせてあげないとね。
そのためにもいい学校に入れてあげるといいわよ!」

と言われました。

K子さんも地方出身者で東京にコネがまったくなかったことで、こういうことを考えたのでしょうね。
私にはまったくない考えでした!!

このことをきっかけに、近い将来引っ越し予定でいたブリスベンで、長男のハイスクールを探すことにしたのです。

私が女子高出だったので、男女共学はマスト!笑
そして寮のある学校の条件で探すと・・・

ブリスベン中ただ1校!
St Peters Lutheran College(センピ)のみでした。苦笑

男子校であればTOPクラスの数校に寮はあるのですが、共学希望だったのでより選ぶどころか、1校しかない。
仕方がないので、ブリスベン在住の日本人やブリスベン出身のOZたちに聞き取り調査をしたところ、

  • 「とてもいい学校」

  • 「生徒の質が高い」

  • 「アイロンバークで人生が変わる!ぜひ行かせてあげるといい(卒業生談)」※アイロンバークは11年生必須の農場体験プログラムです。すごく面白いカリキュラムなのでまた書きます。

どの人から聞いてもいい口コミだったので、学校説明会に行ったそのときに、そのまま入学を決めました。

間違いない選択

センピに、子供たちを実際に行かせた感想ですが、本当に行かせてよかったと思います。

我が家はコネは使うことはなかったのですが、確かに政治家や大企業のCEO、弁護士、プロスポーツ関係など、多岐にわたる学閥コネクションはあるので、そのうち何か必要なことがあれば使えるな~とも思います。

人脈コネクションを考えて行かせた学校ですが、それとは全く関係なく本当にいい学校なので、数年後には孫も入学させたい!と思っています。

さいごに

オーストラリアは本当にコネ社会です。

留学しているみなさんも、オーストラリアで就職したいのなら
日本人とはつるまずOZ社会にどっぷりと浸かり、現地のボランティアセンターやインターン制度を活用して、オーストラリア社会で人脈を作っていきましょう。


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