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オーストラリアで就職する道教えます

オーストラリアでの就職がなぜ難しいのか?

前回もお伝えしましたが、オーストラリアはコネ社会です。

英語力がない状態でぽんと外国から来て、簡単にビジネスビザをサポートしてくれる就職先はありません。
辛口ですが、どれだけ優秀な成績で大学や大学院を卒業していてもです。

これ!考えれば至極簡単なことで、ネイティブの同じ経歴の大卒者がいるのに、なぜわざわざ英語力が低く、ビザサポートをしなくてはいけない人を雇う必要があるのか?と雇い手側の目線で考えればすぐに理解できますよね。

経営者はこう考える

私はブリスベンで13年間、家事代行会社をやっていました。

↑ 私の起業記です!よろしければどうぞ!(^_-)-☆

スタッフは10人以上いましたが、全員、永住権持ちの日本人女性のみです。

ワーホリや学生ビザで来ている子たちを使う同業社もあると聞きますが、私はいろいろなことを考えて

  • 永住権保持

  • 中級程度の英語力

  • 車所有&普通免許

が必須条件でした。

スタッフを応募すると、条件に”永住権保持者”と書いてあっても、ワーホリや学生ビザの子たちが応募してきましたが、丁重にお断りしていました。

ビザについては、まっとうな経営者ならば必ず考えます。
学歴や職歴がいくら華々しくても、まずは就労条件のあるビザ!がないとどうにもならないのです。

スタッフの中には、日本での素晴らしいキャリアのある人もいましたが、やはりオーストラリアでの就職は難しかくできなかった!とも聞いています。


でもどうしてもオーストラリアで就職したい!と思った方もいると思うので、どうやってそのコネを作ればいいのか?について書いてみたいと思います。

その1 ボランティア活動

どの州にもこのボランティアリング オーストラリアという政府管轄の機関があります。

ここではいろいろな種類のボランティア活動があって、ダーウィンのVolunteering NTでは、ワニの捕獲員や動物レスキュー隊員など、たぶんほかの州にはあまりないおもしろい職種がたくさんありました。

このボランティア協会に入る目的は、人助け的な面でよりも、新しいスキルを無料で学ぶことができることや、コネ作りのために入る人が多いかと思います。

先生の助言

私がこの活動を知ったのは、AMEP(移民のための英語プログラム)の先生から

「オーストラリアで生きていくためには、日本人とつるんでいてはいけません!
オーストラリア人社会にどっぷりつかるのよ!
このボランティア協会に入ることで、欠員があった時には就職の道も開くし、職歴として履歴書にも書けるし、”推薦状”も出してもらえるし、生きた英語も学べるからぜひ入って活動しなさい!」

と言われたからでした。

私が経験したボラ活動

すぐに行動に移した私は、ダーウィンの州政府事務所のスーベニアショップ(お土産物屋)の店員になれました。

このときはじめてクレジットカード払いを扱いました。
当時はカード読み取り機はなく、クレジットカードプリンターというものでやってました。

こんなの知ってる人いるかしら?笑

毎週土曜日数時間のみの活動でしたが、接客は全く苦にならず、とても楽しく働けました。

オーストラリア人のもとで働いたのはこの機会のみでしたが、今でもいい思い出として残っています。

その2 インターンシップ制度活用

これは王道ですかね~このサイトや

日本でいうところの求人サイト

でもあります。

あとは大学に通っていると、いろいろな会社からインターンシップの募集があると思います。

息子の場合

クィーンズランド工科大学(QUT)のITコースにいた長男も、オーストアリアで有名な宝石屋のIT部門で少しだけインターンをしたことがあり、内定?ではないですが、

「卒業後、当社に来てください!」

と言われたそうです。
もう15年も前になりますが、オファーされた初年度の年収は650万円超えていました。(当時の平均年収は500万円)

この話に心は動いたようでしたが、長男は元から日本に帰るつもりでいたようで、大学卒業後日本に帰りました。←そしてAUS永住権を失いました。涙

オーストラリアで就職するために必要なもの

履歴書以外のものが難しい?

オーストラリアで就職するときに必要なものに

  1. 就労許可のあるビザ

  2. 推薦状

  3. 身元証明人

があります。
ビザは当たり前ですが、この2と3を得るために、オーストラリアでの人脈や職歴が必要になります。

推薦状は、主に前の職場の上司や学校関係者からの手紙で、どういう人となりか?などを書いたものです。

身元証明人は、AUS国籍の人か永住者がなれるもので、電話でインタビューがあります。

スタッフが就職したときに何度かこの推薦人になりましたが、本当に電話があり、人となりや仕事ぶり、また雇いたいか?などいろいろ聞かれました。苦笑

これ、いじわるな人や嫌われていたら問題じゃない?と思ったものでした。

いつも善き人であることは重要!ですね。(;^_^A

さいごに

いろいろ辛口なことを書きましたが、大学留学後、自力で永住権を取った人も知っています。
卒業前に慌てるのではなく、準備をしっかりとすること!

日本人社会ではなくオーストラリア社会にどっぷりとつかること。
ワーホリでも留学生でも、日本人とつるまないようにすることが大事!

自分の道は自分で切り開いていく!

そのバイタリティーが異国で生き抜くために必要です!!

【追記】参考にしたい人発見!


オーストラリアゴールドコーストのTAMAさん。
この記事、ぜひ読んでみてください!
まさにボラ活動から就職した話!(^_-)-☆









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