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朗読劇『昭和の恋人たち』

朗読劇『昭和の恋人たち』
12月28日に大千秋楽を迎え、
無事終演致しました。

この時期に、
止まることなく、
最後まで公演を走り抜けられたこと
感謝しております。

昭和の時代にご縁があり、12月の舞台
『夢見たものは』から続いて
今回も昭和のおはなし。
そして今回は、
恋い焦がれた声のお仕事の第一歩。
お話をいただいてやらせていただけることに
なってから嬉しくて嬉しくて。
毎日の稽古を、台本に触れる一瞬一瞬を、
次に進めるこの時間が
愛しくて噛み締めながら
過ごしました。

実際にマイクの前に立ったときは
物凄く緊張しました。
舞台とはまた全然違う世界。
どうしても相手を見て言ってしまうのを、
目の前に彼らがいて、彼らが喋っているのを
想像してそこに向かって話すんだよ。
と優しく教えていただきました。

そしてなにより私の課題だったのが
声の大きさ。
私びっくりするほど声がでかいんです、、。
マイクを通すのに元がばかでかいので
テンションが上がるともう物凄くうるさい🤣
悩む私に

口の中のスピーカーの位置を
後ろにしたらいいよ。
と、教えていただき猛特訓!!

結果は観ての通り!
観に来ていただいた皆さん、
そんなにうるさくなかったでしょ?w
とてもありがたいスキルも手に入れて
これからもしっかり活かしていきます✨

私が演じさせていただいたのは、

・2話
『緑色の風』より
語り、田所晴明、叔父
・4話
『ウィンターグレー』より
語り
・歌『恋の季節』
・6話
『千年の恋』より
神林正太郎

ちなみに私の推しは田所くんですw

人物はまさかの皆男性。
元気いっぱい野球少年と
少なくとも私の倍は上の叔父さん、
爽やかイケメンの神林青年。

イケメン、、?だと。
実は急遽決まった神林青年。
どうしても、軽い青年にはしたくなくて
試行錯誤しながら、
慌て彼の芯に残る歴史の漫画を探して
読んだ記憶があります。
どうしても
『僕に出会うためかな』
などのかっこいい台詞がある分
チャラくならないよう、
あえてイケメンを意識しないように
演じていたりしましたw

相手とその瞬間を生きる。
以前教えていただいた言葉で
とても大切にしている私の座右の銘。
彼らの生きる
その瞬間を届けられていたら嬉しいです。
語りに歌に人物と。
一つ一つ見えてくるものも、役割も全く違う。
でもそこが楽しくて、
彼らを読む時間は毎日が幸せでした。

『恋の季節』は
実はユニットを
組ませていただいていたんです。
ちゃっかり者で皆を引っ張ってくれるリーダー
米山さん
真面目でしっかり者の曽田ちゃん
そして
元気隊長の私w
この3人で
“シアシス”
という名前を付けて
やらせていただいてました。
もしかしたら
『昭和の恋人たち』を飛び出して、、みたいなこともあるかも?しれませんw

今回初めて会ったばかりなのに
ずっと友達だった?って聞かれるくらい
仲良く歌わせていただきました。

座組の皆さんがとても温かくて
皆が皆演じること、
本を愛してるのが伝わってきて
この人達とだったからこそ
幸せな時間を編んでいくことができました。
本当にありがとうございます。
演出の麻草先生、朝倉先生、証明さん、
音響さん、舞台監督さん、
関係者各位の皆様に心からの感謝でいっぱいです。

終わるのが、
憧れが一つ過ぎるのが淋しくて
いつまでも読んでいたいけれど、
この機会を第一歩として
声のお仕事を沢山沢山していきたい!!
ということで口に出していく。
声のお仕事お待ちしてます!!!

先生、みててね。
では、行ってきます!

谷向美紅




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