夏の夜

 6月も中旬、悔しいことにコロナさんのせいで僕たち大学生、バンドマン?の楽しみが奪われている。世間は徐々に自粛明けとなっていき、街に活気が湧いてきた。事実、僕のバイト先も営業を開始した。いい傾向だろう。だがしかし、僕のような音楽好きで実際にバンドをやっている人達はまだまだ満足いかないだろう。相次ぐ夏フェスの中止、8月までのサークル活動停止。ああ、神よ。僕の大学三年生を返してくれ。そんなことを言いたくもなる。いやいや、こんなことを言っても状況は好転しない。こんな状況だからこそできることを考えよう。例えば、今描いてるこのnoteもこんな自粛期間がなかったらやらなかっただろう。あとはずっと気になっていた宅録などもだ。さらには人生の中でこんなにも自分自身と向き合うこともなかっただろう。ともすると、コロナはナイスだったのかな?物事は捉え方次第だ。僕としては20歳を越え、残すことあと二年で社会に出るというタイミングでこんな機会ができたことを幸運に思う。

 とまぁ前置きはこの辺にして、僕がこのnoteを通して何を発信するかというと「僕の好きなもの」だ。それは、音楽であり、ギターであり、洋服であり、映画である。他にもいろいろあるが、主には音楽であると思っていただきたい。コロナで僕と同じように楽しみを奪われた人達に「音楽」という素晴らしいものを味わって欲しい。また、それに共感して欲しい。そんな思いでこのnoteを綴ろうと思う。こんなことを描きながら、鈴木真海子を聴く夏、梅雨?の夜である。

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