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続・受け取ってもらえるって最高だ

こんにちは。みくてぃです。

今日のnoteは、Twitterに書くにはあまりにも量が多いからnoteで書こうというタイプの、ほうです。
長めなのには変わりないです。(え

昨日、今月の所属チームのインプロライブでした


本題です。
照明(とその他も色々)で所属しているインプロチーム、Second Circle通称セカサーの今月の公演を、昨日やりました。
ご観劇いただいたみなさん、ありがとうございました!

チラシ、裏面(下半分)は私が作ってます
表面はこーろくさん、「セカサーライブ『バーリトゥード』!!~」の文章はひろせ担当

昨日はバーリトゥードスタイルのライブ、簡単に言うと何でもあり、集まった人で何やりたいかその日に決めてやるスタイルだったんですけど
何でもありってことは、スタッフの私がなんか提案したって構わないよね…!と思って、お客さんと一緒に照明を作って、その照明からインスパイアを受けて始める60分というのを提案したのです。

具体的に言うと、私の中で灯体に番号振っておいてお客さんに数字を選んでもらう→選ばれた灯体のRGB値をそれぞれお客さんに0~100の数字で聞く(0~100%なので)、あとはそこに私が少し手を加えて見栄えを整える。
これを明かりを出力しない状態でやって、物語のはじめにドンと一発入れる。それをプレイヤーたちに感じてもらって、そこから60分即興で物語をつくる。
そんなことをやっていました。

2年越しのリベンジ


2年前、コロナ禍の影響を受けてまだセカンドサークルでは配信のみで公演を行っていた時期でしたが、そこでも明かりからインスパイアを受けて始めるインプロをやりました。

その稽古のときにバッと書いたnoteが、↓です。

セカサーでやっている長編即興は、プレイヤー同士はもちろん私たち照明や音響、さらに本番ではお客さんの反応や雰囲気も互いに影響を与えあっていくものなので、昨日やこの2年前のときに限らず照明で影響は与えてきているんですけど
この、明かりからインスピレーションを受けてインプロするパターン、いきなり芝居を始めるのではなく、最初に明かりを味わう時間を30秒とか1分とか設けるのです。
その時間で普段よりも強くみんなが照明から影響を受けて、そこから何かを生み出してくれる。
その味わっている時間が、みんなの味わってくれている姿が当時もとても幸せだったのです。

でも、2年前のライブは配信のみ。
カメラを通して見えるものは、どうしても肉眼と同じにはならない。
何よりも画面を通して見える景色は、どうしても遠くのものに感じてしまいがち。
お客さんはこの明かりが広がる空間を、感じられていない。

だから、2年前のこのライブの後に
いずれコロナが落ち着いて劇場にお客様を迎えられるようになったときにもう一度やりたいと、思ったのです。

そして

冒頭でも書いたけど、何でもありのバーリトゥードなら、スタッフの私が提案したっていいだろうの精神で、これをやりたいとみんなに提案して、実現しました。

そしてインプロといえば、お客様のアイデア。
自分の発言や選択で物語に影響を与えられる楽しさも、私はよく知っている。
だから今回はお客さんと一緒に明かりを作ることにしました。
そうして生まれた自分探しがテーマの物語は、あの時間を一緒に過ごした人みんなで作った、大切な物語になりました
(プレイヤーのみんなは久々の本当に何も決まっていない60分で疲れていたけど(笑)まだまだできたよねという悔しさも少し。)

この記事の見出しにも集合写真の別カットを使っていますが、この5人の後ろに光るきみどりの光が、お客さんと作った色です。

インプロに出会って学んだというか、知ったということの1つが、こうやって誰でも誰かに影響を与えられる、そしてそれは与えるほうも与えられるほうもうれしいことであるということで。
それを改めて感じる1日でした。
プレイヤーのレゴさん、にゃん、ひろせ、はる、こーろくさん、音響なかの、カメラるんちゃん、そして劇場と配信で同じ時間を共有してくださったみなさん、本当にありがとうございました。

*お知らせ
配信のアーカイブが4/13(木) 23:59まで購入・視聴可能です!
興味がわいた方はぜひご覧ください!
↓のリンクからどうぞ!

次回のセカサーライブは4/27 19:30~です。うってかわって、今年の頭から研究している「コントの要素を長編即興に取り入れるとどうなる!?」の第二回成果発表となっています。
4/6ごろに予約開始のつもりなので、こちらも情報をお待ちください!

ではでは~