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あれもこれもやりたいものじゃ その4

フロナカ書店オープンしたーい @西小山 東京浴場 その1

銭湯で掃除バイトを週3している。

銭湯に関わることができないものかと考え、
行き着いたのが西小山の東京浴場の経営をしている
ニコニコ温泉株式会社だった。

メールで問い合わせをしたところ、定休日に社長が来て話ができるという。
社長のお話から、今までイメージすらできなかった
銭湯経営の内情を知れた。
集客の努力が必要なのは痛いほど理解した。
サウナはブームから文化になりつつある。
では銭湯は?
内風呂のある住宅で必要性を感じなくなっている。
どうしたって利用者は減る。
私は日本の銭湯文化、公衆浴場文化を残したくて
どう関われるのかを今も模索している。

銭湯って本当に不思議な場所だ。
年齢も仕事も何もわからない人たちが、裸で、ありのままの姿で、
それぞれ自分のペースでゆっくりしているのだ。
私は台湾や沖縄など湯船をほとんど使わない文化圏で
生活していたこともあり、銭湯文化が衰退してしまうことがとても悲しい。

そんなわけで、お話をした当日に掃除スタッフ募集のお知らせを見て、
いっちょやってみっか!となったのが昨年2022年の10月。
すでに半年はゆうに越えて、仕事は慣れてきた。
掃除をし、裏を知れて、さらに銭湯が好きになった。
きっと、もう稼がなくてもいいですよと言われても
私は銭湯に関わりたいし掃除したいと思う。

掃除をして綺麗になった浴場で一番風呂に入ると、本当に癒される。
体と心が浄化されている感じもする。
ここに居て感じるのは、銭湯はただ身体を洗う場ではなく、
お互いにお客さんたちも過ごしやすいようにいい意味で気を遣っている。
スタッフをやっていて、「いつもありがとう」「綺麗にしてくれてる」と
常連さんから言われると全てが報われた気持ちになる。

仕事以外で関われることとしてずっと気になっていたフロナカ書店。
東京浴場オリジナルの試み。
そこでこの度、満を辞して、出店を決めた。
はじめ出店料お高いよ💦と思っていたが、
個人というより仲間内でやってみればいいじゃないということで
ゆるーく募集したところ、ちょうど集まってくれた。
どんな場にするか、どんな雰囲気にするかはまず私次第。
ちっちゃいスペースながら準備にワクワク✨
100均を回るのも楽しい✨
ついに、イメージをつくり準備中の看板を出した!

その名も「おかわり書店」

いよいよ6/30(金) オープンです!!


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