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実戦的射撃テクニックの考察2 カッコつけだけのテクニックで死なないために

私はガンファイトで敵に遅れを取るようなテクニックは使わない。前回では私は拳銃に弾を込めるときに「パワーストローク」を使うとなぜ遅いのか説明した。また銃撃戦が一段落するたびに右、左、後ろをスキャンする動作がなぜ無意味で百害あって一理なしであるのか、私の意見を述べた。

今回も実戦では役に立たないと思われるテクニックを2つ取り上げ説明する。これらは無駄な動きであるし、ガンファイトの中の貴重な時間を浪費してしまう。当然のことであるが、自分がもたもたしていたら敵に対応の暇を与えてしまうことを忘れてはならない。

「敵が倒れるのを追う動作をする」

まず1つ目はいわゆる「タクティカル・ユーチューバー」(ユーチューブで『タクティカル・シューティングのハウツー動画』をアップしているような人達を言う)の動画では非常に有名なテクニックだ。昨年になって気づいたのだが、多くの動画の中で射手が的を撃った後に銃を下方にポイントしていたのだ。

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