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わたしは朝に片思いをしつづける

永遠に眠り続けてしまうのが悩みだった。

何もそれは今はじまったわけじゃない。20時に寝ていた幼稚園のころから、朝はいつも寝坊助だった。

夜更かしをしなくても、何時間寝ても、わたしが朝気持ちよく目覚めることはなかった。

完全なる、体質だった。

大きくなってからはますます酷くなり、夜更かしをするようになってさらに起きられなくなった。

たとえば、旅行がある日は5時に起きたりもするけれど、日中は眠たく、夜になると元気になってきてしまう。

自分は、夜型なんだなぁと思った。

夜の時間は結構好きだった。みんなが寝静まる静かな時間、卓上ライトを点けて、絵を描いたり、ブログを書いたりした。

そんなわたしが今、毎朝6時に起きている。

それは、早起きコミュニティである「朝渋」に入っているのもあるけど、自分のために起きている。

自分は起きないと何もしないんだなぁ、といいことに気付いたからだ。

独立して、定時という概念が消えた。

出社義務がなくなった。

あーーー寝てしまう!!!(笑) となった。

そもそも永遠に眠れてしまう人なので、今までは学校や会社があったから目が開いていただけなのだ。

会社員時代に「早起き」習慣をつけていたことで今、なんとか仕事ができているといっても過言ではない。

「朝」がわたしを救ったのだ。

朝起きる、支度をする、家を出る。

でも、これだけ賞賛しておいてなんだけど、やっぱり私は朝起きられる人ではないし、一生朝型人間にはなれないと思う。

早起きをはじめて1年近くが経とうとしているが、一向にしんどさから抜けられていない。

それでも、やっぱり朝はいいな、と思うのだ。

早く家を出たときの、新鮮な空気のにおいや、午前中に仕事をおわらせられたときの達成感や、1日がぐっと長く伸びること。

人によっては、身体に鞭を打つ行為だと思う。

それでも、世界の起業家がみんな早起きをしているところを見ると、やはり朝の時間というのは貴重で尊いものなのだと思う。

朝は辛い。でも、これからも片思いし続けようと思う。



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