無知ってそんなに悪いこと?
私は端的に言ってアホである。
…というと、『でも言うて、帰国子女だし有名な大学出てるじゃん、嫌味かよ』と思われる。
でも、そういうことじゃない。
圧倒的に知識量が少ないのである。
例えば、私は中2のときにアメリカに引っ越したので、中2以後に習う漢字がさっぱり読めない。
それによる誤字脱字もはちゃめちゃに多いし、『洋楽』に関しては長年ずっと『ようらく』と読んでいた。
じゃあ英語はできるの?といえば、授業中はせっせとポエムづくりやお絵かきに勤しんでいたので英語も全然できない。
更に、歴史に関しては卑弥呼以降のことがほとんどわからない。『平城京』『ペリー』みたいな断片的な言葉でしか把握していない。
数学も因数分解で見事にずっこけたし、化学もNH3だけ覚えて終わった。
別にアホをドヤりたい訳ではない。
ここで重要なのが、そんな私でも
『普通に生きている』
ことである。
学校で習うことに、無駄なことはないとは思う。ただ、今なら漏れなくググれば大体の答えが出てくる。
生まれてから今まで幾度となくテストを受けてきたが、試験前に必死に覚えることも、今やググれば全部出てくる。
いい世界だ。
ググれば全ての答えが出てくる世の中で、脳は衰退していくんじゃないか、という示唆もあるけれど、アホな私としては『ラッキー』としか思わない。
アホでも、ハッタリができる時代なのだ。
だから、記憶力がなくても、アホでも、最悪ググり力があればなんとか生きていける。
いずれにせよ、一度インプットしたものは、心に引っかかれば忘れないはずだし、無知でも、ググりを重ねて少しずつ成長していけばいいんじゃないかなぁと思う。
だからもう、アホな自分にがっかりするのはやめた。
無知は、伸びしろだ。
ポジティブに考えれば、『わからない』ことがあるほうが人生はちょっぴり面白いよね。めっちゃ正当化するけど。
まぁとにかく、無知な自分に嘆いてないで、とりあえずググろうという話でした。
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