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幼い頃の自分を裏切りたくないからがんばれる

どうも、慌ただしく動いていろいろやってると「がんばっている」ように見えるようで、「がんばってるねー」と言われる。

そんなときに、よく聞かれるのは「その原動力は何なの?」ということだ。

でも、自分が動ける理由なんて、自分で言語化できるわけでもない。なんで自分が動けるのかなんて考えたこともないし、それが当たり前のことだった。なんなら動けているとも思っていなかった。

でも、最近、もしかしたら私は、昔の自分との約束を頑なに守ろうとしているんじゃないか、と思うようになった。

大体の人は、夢を諦める。

幼稚園の頃は絶対にできる、自分ならやれる、と思っていた夢を、あるときスッと手放す。

ただ、それをボロボロになってもなお、ずっと掴んだままなんだと思う。

私が、これを離したら、過去のわたしを裏切ることになる。そうしたら、過去のわたしはきっと泣いてしまう。なんのために夢を見続けてきたんだ、ってきっと悲しむ。

自分を信じてあげられるのは自分だけだ。

だから、せめて自分だけは。夢は必ず叶うと信じていたあの頃の自分の夢を叶えてあげたい。

そんなふうに、自分ごとながら一歩引いてがんばっている自分がいる。

ひとりぼっちで、何もない部屋で、ひたすら小説を綴っていた。
学校から帰ってくるなりパソコンを開いてブログに向かった。
お風呂の時間はすべて、漫画の音読に費やした。

あの頃の自分を、ただただ裏切りたくない。
「夢って叶わないんだよ」なんて言いたくない。

そんな、「昔の自分」のためにがんばるのも、ひとつの原動力になるのなのかもしれない。


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