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好き、と言われると嫌いになる心理

本日もまたひとりごつ訳ですが。

びっくりするくらい自己肯定感が低いので、誰かに『好き』と言われると、何故かその人のことを嫌いになるというなんとも不幸せな魔法にかかっている。

これはなんだろう。

自分のことが嫌いすぎて、自分のことを好きになるような人のことを信じられない、というのが一般的な自己肯定感の低さなのだと思う。

でも私の場合は、そもそも他人に己のことをそこまでさらけ出せないので

この人は、私の何がわかるんだろう?

と捻くれて見てしまう訳である。

言うなれば、こちらの自己開示もそこそこのうちに、表面に浮いている何か欠片だけ掬い取ってそこだけを享受して好きになって何やねん、という思考である。

なんとも救いようのない考え方。

そんな訳だから、いくら好きと言われてもなんとなくそれを信じられないまま薄っぺらく、ありがとうと返してしまったりする。

好き、の二文字を信じるのはあまりに怖すぎる。

そんな捻くれた考え方をせずに素直に受け入れられたら、もっと楽ちんイージーモードな人生を送れるのにな、とも思う。

人の気持ちは読み取れない。
だからこそ、言葉の真意を汲み取るのは難しい。

ただ、これは受取手の問題で、例え大して本気の好きでなくても、素直に受け取って喜べたらそれはそれで嬉しい、と終わることが出来るし、なんだかこう、疑心暗鬼に生きているのはなかなか損なことだなあと思う。

だからと言って直せる訳でもないんだけれども。

そうして今日も、不確かな『好き』にありがとうと礼をして帰る。

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