【感想】アニメ『ライアー・ライアー』 #5「勝ち目と蒼い目」

その通りですご主人様イエスマイマスター


 第4話に引き続きTVアニメ『ライアー・ライアー』第5話の感想を書いていきます。
 ↓ 第4話の感想はこちらから!

 この萌えグッズは一体・・・

⚠️以下、第5話ネタバレです⚠️

TVアニメ『ライアー・ライアー』公式サイト | STORY (liar-liar-anime.com)

 白雪と共にイカサマを働くエンジニアのお姉さん・加賀谷、そして更紗の協力を得て、乃愛が仕掛けてきたゲームに備える緋呂斗。このゲームの勝利条件は、勝つこともなく、負けることもない=「引き分け」の結果を得ること。引き分けを求めてゲームを進めるにつれ、乃愛の隠された本性も明らかになっていく。

TVアニメ『ライアー・ライアー』公式サイトより

 物語は第4話の続きから始まる。乃愛の策略により白雪とトライアルをすることになった緋呂斗。いつもは白雪の助力により勝利をしていたが、今回はその助けを得られない。そこで、共犯者である更紗やカンパニーの加賀谷さんに協力を仰ぎ、白雪とのトライアルに挑むこととなった。そうして迎えた白雪とのトライアル中、緋呂斗は白雪が明らかに勝利から逸脱したプレイをしていることに気付く。そう白雪は勝ちでもなく負けでもなく、初めから「引き分け」による交戦状態の解除を狙っていた。緋呂斗と白雪の反撃に一度は動揺し、転入してすぐに7ツ星になった緋呂斗への妬みを口にする乃愛だったが、実は更なる策を用意しており、白雪を人質に緋呂斗へ「盤上宝探し」を仕掛けるのだった、というのが第5話の大まかなあらすじです。

 はあ~~~~~~とにかく彩園寺更紗ちゃんがかわいすぎる!!!!
 
第4話は残念ながら出番がなかった更紗でしたが、それを帳消しにするかのごとくかわいいシーンが詰め込まれていましたね。
以下、第5話のかわいい更紗
〇お風呂上りのシーンは原作の挿絵だとポニーテールにしていましたが、アニメではお団子。良い。
〇なにも聞いていないのにお泊りする理由をベラベラと話すところ
〇緋呂斗に「(お泊りする理由の説明は)分かった」と止められてもなお理由を話し続けるところ
〇緋呂斗のことも気になるけど白雪のことが大好きなところ
〇お守り≪ピンチヒッター≫のアビリティカード※後の伏線というやつ
 ★CV倉持若菜さん★

「やれるはずだから。誰よりもイカサマが上手いあたしの共犯者パートナーであるあんたなら・・・秋月乃愛にだってきっと負けたりしないから」

TVアニメ『ライアー・ライアー』5話より

 と話は逸れましたが、遂に本性(というのは正直適当ではないけどそれは6話以降で)を現した乃愛ちゃん。やり方は強引ですが、彼女がここまで精神的に追い詰められている理由も見えてきて少なからず同情心を抱いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 それも含めて、盤上宝探しはどうなるのか、乃愛ちゃんの背後にいる”悪魔”とは一体何者なのか、そして秋月乃愛は救われるのか、第6話に乞うご期待です。

☆「不等辺三角関係」
 ※
以下、「不等辺三角関係」についての解説です。
  一連の流れについて理解されている方は読み飛ばしても結構です。

 このゲームは分かりやすく言うと”相手より多くカードを取ればいい”というゲームです。両プレイヤーが持っているカード10枚×2と初めから場に置いてあるカード1枚の中から11枚以上を取ったプレイヤーが勝利する、が、カードにはアビリティがありそこで戦略が発生するとうゲームです。

「不等辺三角関係」ルール(要約)

①【王家】=【王】>【王子】>【女王】>【王】>・・・
②【王家】>【騎士】>【暗殺者】>【王家】>・・・
③【王家】【騎士】>【平民】、【暗殺者】=【平民】
※同じ名前のカード間に相性差はない
④カードの内訳
セットA 王・女王・王子・騎士×2・暗殺者×2・平民×3(有利)
セットB 王・女王・王子・騎士×1・暗殺者×1・平民×5(不利)
⑤場に出したカードが引き分けの場合、両カードは場に残る
 2つのカードに相性差があった場合、勝者は場に残ったカードを全部貰える
⑥どちらかの手札がなくなった時点で勝負は終了するが、その時にもう一人のプレイヤーが手札を1枚でも残していた場合、そのカードは獲得札に加えてよい
⑦平民スキル
A 【簡易摘出】:相手の手札から1枚を選んでこのゲームから除外する
   【無敗の勇者】:全ての相性差を無効にする
   【オールリセット】:相手の獲得札を全ての場に戻す
B 【爆発的成長】:自身の獲得札をX枚増やす(Xは使用時のターン数)
   【大革命】:これ以降、全ての相性差が反転する
   【トロイの木馬】:王家または騎士カードに”敗北した場合”に効果発動。相手プレイヤーの獲得札から半分を自身の手札に加える

 そして、このルールの基で以下のような攻防が行われていました。

2人が持ち込んだアビリティ
緋呂斗 : ≪後出し≫≪エンチャント≫(イカサマ)
白雪:≪確率変動Lv4≫≪強制操作≫
1ターン目
白雪
≪確率変動Lv4≫により有利なセットAの手札を手に入れる
≪強制操作≫により、3ターンの間、緋呂斗のカード選択を白雪が指定する
✕ 緋呂斗【平民(大革命)】VS 白雪【騎士】〇
→最初から場に出ていたボーナスカードを含め3枚が白雪の獲得札に(0-3)
2ターン目
△ 緋呂斗【平民(効果なし)】VS 白雪【平民(簡易摘出)】△
→カード相性差なしのため両カード場に残る
→【平民(簡易摘出)】により、緋呂斗の【平民(爆発的成長)】が手札から除外(ゲーム内におけるカードの総数が21→20に)
3ターン目
✕ 緋呂斗【王】VS 白雪【平民(無敗の勇者)】〇
→【平民(無敗の勇者)】の効果により【王】カードは討ち取られ、場に残っていた【平民】カード2枚も含めて白雪の獲得札に(0-7)
 ここまでの白雪のプレイを見て、緋呂斗は違和感を覚える
①一発逆転の可能性がある【平民(トロイの木馬)】が手札に残っている
②【騎士】【暗殺者】も残っており、4ターン目以降もそれなりの勝負ができる
③単体最強の【平民(無敗の勇者)】が雑に使い捨てられていた
緋呂斗が白雪に勝つことで、緋呂斗にとって何か良くない事態が起きるのではないか、と推測する
→そして、これまで白雪は「負けられない」よは言っていたが、「絶対に勝つ」とは一言も言っていなかったことに気が付く
 その上で再度白雪のプレイを思い起こしてみると……
①安易な詰みが発生しないように残した
②4ターン目以降も3竦みが残るようにした
③終盤まで残ると厄介なため、早々に処理した
 そして何より、【平民(簡易摘出)】によりカードの総数が20枚になり、引き分けで終えられるという可能性が生じた
※【平民(爆発的成長)】を処理したのもカードの総数を変えることのできる効果を持っていたため
 白雪の狙いを感じ取った緋呂斗は用意したイカサマを用いず勝負を続ける
4ターン目
緋呂斗≪後出し≫を使用
✕ 緋呂斗【暗殺者】VS 白雪【騎士】〇
→≪後出し≫で白雪の出したカードを確認した上で不利なカードを場に出す(0-9)
5ターン目
✕ 緋呂斗【女王】VS 白雪【暗殺者】〇
→白雪の獲得札は過半数の11枚(勝利条件)に到達したが、まだ緋呂斗の手札が残っているため勝負は続行(0-11)
6ターン目
✕ 
緋呂斗【王子】VS 白雪【王】〇
→(0-13)
7ターン目
✕ 
緋呂斗【騎士】VS 白雪【王子】〇
→(0-15)
8ターン目
△ 
緋呂斗【平民】VS 白雪【平民(オールリセット)】△
→獲得札が0枚のため【平民(オールリセット)】の効果はなし(0-15)
8ターン目終了時点
緋呂斗の手札:【平民(トロイの木馬)】
白雪の手札:【女王】【暗殺者】
→白雪が【女王】を場に出すと緋呂斗の【平民(トロイの木馬)】は奪われてしまうが、この時に効果が発動し、白雪の獲得札(19枚)の半分が緋呂斗の獲得札(10枚)になるが、【暗殺者】を出すと【平民(トロイの木馬)】は発動せず、緋呂斗の負けが決まる
9ターン目
 
≪後出し≫の効果が切れたが、緋呂斗は白雪が【女王】を出していると確信する
✕ 緋呂斗【平民(トロイの木馬)】VS 白雪【女王】〇
→この結果により、【平民(トロイの木馬)】は白雪の獲得札に移るが、効果が発動し、獲得札19枚の半数、10枚が緋呂斗の獲得札に移動する
 この時点で緋呂斗の手札が尽きたため勝負は終了。残った白雪の手札1枚【暗殺者】はルールの従い、獲得札へ移る
 これによって、結果は、緋呂斗10枚ー白雪10枚で引き分けに

 こうやって文字に起こしながら自分自身もゲームの内容についておさらいしていますが、改めてよくできたルールだなあと。
 Blue-rayの特典に「不等辺三角関係プロモカード封入」と記載がありましたが、劇中で使用されていたカードを手に入るんですね。

☆その他気になったこと
 
5話については特に気になるところはなかったです。
 4話で描いて欲しかった更紗とのデートシーンがカットされ、≪ピンチヒッター≫を緋呂斗がどうやって入手するのかと思いましたが、更紗から”お守り”としてプレゼントされたのはナイスな補完でしたね。
 あと遂にOPとEDがカットされてました(まあ区切りよく終わらせるには止む無し)。

 ということで宣伝です。

 多々良楓花役の瀬戸桃子ちゃんがやっている「ゲームのお天気お姉さん」という番組でその週のアニメのオーディオコメンタリー企画をやっています。
 そして!!8月8日は秋月乃愛役の立花理香さんがゲストに来られます!!
 第5話のオーコメもあるとのことなので必見です!!

 そしてEDテーマ SMILE PRINCESSの『fakey merry game』の予約はこちらから!!

 新メンバー 辻森梓咲さんも加わり、新体制となったSMILE PRINCESS
 アニメのEDでは依然と6人Verかと思いますが、フルは7人で歌唱されていますので注目です!!

 それでは今回もご覧いただきありがとうございました。
 自分はABEMAの先行放送で1週先の話数を視聴していますので今後も週の半ばに感想記事を更新していく予定です。
※ハッシュタグをつけての共有は地上波放送後
 今後も多々良楓花役の瀬戸桃子ちゃんやSMILE PRINCESSの北守さいかさん、そしてライアラの感想について書きますので暇なときの覗きに来てください。

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