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これって大丈夫?ワインの疑問解決

こんにちは!ワインLOVERのかおりんです。
たくさんある記事からこちらをご覧いただき、ありがとうございます。

本日は、ワイン初心者の方がこのワインは大丈夫かな?と不安に思われる疑問点を解決し、ワインを飲むときの判断材料にしていただける、「これって大丈夫?ワインの疑問解決」についてお話しします。

赤ワインのボトル底に黒っぽい固まりは何?

特に熟成(古い年代の)ワインにある特性で、これを澱(オリ)と言います。
これは、ワインの中の構成物質(タンニンやポリフェノールなどの成分)が結晶し、固まったもので、ワインの中に自然にあるものなので無害です。ただ、グラスの中に入ってしまうと、口当たりが悪くなってしまうので、飲む前に数時間ほど立てて準備をしたり、注ぐ際には静かに注ぐようにしましょう。

白ワインの中に細かいガラス片が?

こちらは、酸味の強い白ワインに多くみられる現象で、ボトルの底にキラキラと細かいガラス片が沈殿していることがあります。この正体は、ヨーロッパでは”ワインのダイアモンド”、と言われる酒石(シュセキ)。ブドウの酸味成分の一つ酒石酸と、ミネラル分のカリウムが結合して結晶化したもので、ワインの中に自然にあるものなので無害です。口に入るとザラザラするので、グラスに入らないよう静かに注ぎましょう。

スクリューキャップ=安いワイン?

一般的にワインはコルクで蓋をしていますが、近年、それの代わりになるもので、スクリューキャップが台頭しています。スクリューキャップのワインは安価ワインで、コルクのワインが高級ワイン?と思っている人も多いかと思いますが、一概にはそう言い切れません。確かに、長期熟成が必要なフランス・ボルドー産の赤ワインなどは、熟成中もワインが呼吸をできるよう、微かな空気の通り道があるコルクの方が適していますが、同様に、コルクは自然の産物であるため、コルクになる前に細菌に汚染されている可能性もあるのです。これによりボトル内のワインの品質が悪くなることをブショネと言います。レストランなどでソムリエが抜栓したコルクを臭っているのは、このブショネの確認をしているのです。
そこで最近出てきたのが、合成樹脂のコルクやガラス栓、スクリューキャップなどのコルクの代用品です。これらは自然物ではないため、ブショネの可能性を100%削除することができますので、もしかしたらブショネかも・・・という不安を抱えることもなく、ギフトなどの場合は、スクリューキャップのワインは、より良い選択かもしれません。

まとめ


本日は「これって大丈夫?ワインの疑問解決」についてお話ししました。聞きなれない言葉「澱」、「酒石」、「ブショネ」などが出てきましたね。少しずつワイン用語を覚えていただき、皆様のワインライフがより豊かなものになれば嬉しいです。

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