見出し画像

日記

2023年8月20日〜9月30日

9月5日に下北沢線路街「空き地」で行われていた、佐々木亮介(a flood of circle)と ホリエアツシ(ストレイテナー)のフリーライブを見に行った。
18時半過ぎに着くとすでに人がいっぱいで、ギリギリ見えるか見えないかみたいな位置からホリエさんの弾き語りを見たのだが、これがめちゃよかった。ホリエさんのつくる曲って、ネオアコっぽいけどそうも言い切れなくて、ヨーロッパっぽいけどそうでもない感じもして、アメリカっぽいけどそれもなんか違う気がする、という本当に不思議な雰囲気を纏った曲だなあと改めて思った。佐々木さんの弾き語りも、叫びとか歌詞が裸で飛んでくる感じとかがめちゃくちゃ良くて、ぶち上がってしまった。夜のはじまりの、空き地にライトが灯っているあの感じや、途中で歌と共に風が吹いてくる感じもとてもよくて、新しい下北沢を少し好きになったし、少し心が軽くなった。いやなことが月のない夜空に吸い込まれていくようだった。最後に二人が一緒に演奏したのも最高だった。
あと、ライブ中、「あれ?百々さん?」って一瞬思ったんだけど、本当に百々さんが来ていたらしい。11月のライブのチラシを持って来てたとのことで、そのチラシを佐々木さんが前方のお客さんに配っていた(笑)

9月17日は、IRIKO と The Spring Summer のスプリットツアーを見に、新代田FEVER に行った。今回のこの split 7 inch は THROAT RECORDS からのリリースということで、LOSTAGE の五味さんが同行していた。というかオープニングアクトで弾き語りもしていた。まさかそんなことまであるとは知らなかったので、驚きながら、久しぶりの五味さんの歌声に感動していた。五味さんの話では、この 7 inch にはそれぞれの地方(福岡と大阪)の新聞を切って入れているのだが、スプサマはすごく綺麗に切って送ってくれたけど、IRIKOはちょっとずつサイズが大きいし、白い猫の毛が入っていて、五味さんはそれを修正するのが大変だったとのこと。なにそれ、おもしろすぎる。
あと、LOSTAGE のライブ会場限定の新譜もこの日持って来てくれていて、思いがけず買えて嬉しかった。タイミングが合わず、LOSTAGE のライブになかなか行けなかったので、新譜を手に入れられるのはだいぶ先になるだろうと諦めていたのだが、なんとこの日に買えてしまったのだった。
そして、本当に何年ぶりだろうか、やっと、やっと見れた IRIKO のライブが最高だった。演奏が力強くて、半端ないパワーをもらった。「Smells Like Midle Age」も「Youth」も「Baby Love」も「Climb」も本当に素晴らしかったけど、状況と相まって一番ぶち上がったのは「雨のあと」だった。このIRIKO の人の心を晴れさせる力ってなんなんだろうな、と思う。ほかのバンドにはあまり感じることのない感覚だ。「夢のかけら」を聴けなかったのがちょっと残念だったけど、次の楽しみにとっておこうと思う。久しぶりに行ったライブハウス、楽しめてよかった。

9月後半、重大ミッションに立ち向かいこなしてきたこの1ヶ月の疲労とストレスが溜まっていたからだろうか、体調不良になった。病院に行って検査してもらい、薬を飲んで安静にするように、と言われる。やらなければならないことは山積みなのだが、痛みでほとんどなにもできないので、三食たべて薬飲んで寝転んで唸っている。シロップのライブまでには回復しますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?