いま、ここ
4月24日(水)
朝、目が覚める。カカオが今日も足元で すーすー眠っている。幸せ。なでなでする。小鳥の歌声にうっとり。
玄関の戸を開けて朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。
カカオにご飯をあげる。
ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。
仕事をする。ラフを描いてゆく。
友人WからLINEが来ていた。やり取りをする。
「いま、ここ を大切に。」という話で盛りあがる。本当にそうなのだ。
「湖畔の村のメチャくんシリーズ」でもずっと書いてきているが、アタマの中にある未来や過去のことを思いすぎて「唯一体験している ”いま”」が見過ごされるのは本当にもったいないな。と、思う。
小松菜と りんごのジュースを作る。ごくごく飲む。とてもおいしい。
仕事をする。もくもく。かきかき。
両親と電話で話す。
夕食の下ごしらえをする。
夕方、修一郎が起きてきた。修一郎にとっては夕食になるのかな、朝食になるのかな…の仕上げをする。
1ヶ月くらい前に購入したレースのカーテンを取りつけることにする。こういう作業はやる気が起きないとなかなか手につかない。網のない網戸のはまっているあの窓だ。8枚のうち4枚つける。直射日光が入らず、それでいて明るい。いい感じだ。残りの4枚は、またやる気になったときに取りつけよう。
玄関の外に置いてあるタニクちゃんたちにお水をあげていると、ちょうど ごはんさんがお仕事から帰ってきた。
ごはんさんは もりもりに増えたタニクちゃんをチョッキンして新しいプランターに植えはじめた。しゃがんで じっと見る。そうだ。土は ふんわり空気を含ませるように盛るんだった。この前、ぎゅっぎゅ詰めたような気がする。
郵便を出しに行く。にりんさんとアランくんがお散歩していた。毎日大きくなってゆくアランくん。もふもふの あごや耳や頭をなでる。ハフハフ言っている。
「あ、また うれションしとう。」と、にりんさんが苦笑いした。
そんなにうれしがってくれてありがとう、アランくん。昨日会ったばかりなのに…。と思って、笑った。
ごはんさんとお買い物に行く。
今日もオレンジ色に輝く夕焼けがきれい。
いつものようにワァワァ言いながらお買い物をしてレジに行くと、レジのそばの棚で ごはんさんが花火を見つけた。
「もう花火が出てる!」と、ふたりで興奮する。
「花火しよう!」ということになる。
いろいろな種類の花火セットがある。しばらく迷う。「煙が80パーセント少ない。」と書かれている花火にする。なんかお線香のキャッチコピーみたいだ。ごはんさんが買ってくれた。
「キャンドルに火を点けて、それで花火に火をつけよう。」と話す。わくわくする。花火大好き。観るのもするのもどっちも楽しい。
今日は遅くなったので、また今度しよう。ということになる。ごはんさんはとても早く起きなくてはいけないのだ。
帰りつき、焼き芋を もぐもぐ食べる。
仕事をする。
先日受賞したことで、たくさんの方々にお祝いの言葉をいただいた。みんなの優しさに ありがたいなぁ。と、感無量だ。
みなさま、ありがとうございます!
夜、庭に出る。
満月。美しい。ただただ美しい。雲が月の光を浴びて、ぞくりとするほど幻想的だ。今日の満月はピンクムーン。
アメリカの農事暦で、鮮やかなピンク色の花が咲く頃の満月だからピンクムーンと呼ばれているそうだ。ずっと観ていたくなる。月の輝きにとろけそう。お月さまに、夜のぜんぶに「おやすみ。」を言う。
カカオは遊びに出かけている。満月と黒猫はなんだか似合うな。
今日もいい一日だった。
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