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いろいろなことが起こるけれど

4月29日(月)
朝、目が覚める。雨の音と小鳥の声が重なって、なんて素敵なハーモニーなんだろう。うっとり。

玄関の戸を開けて朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。

カカオにご飯をあげる。
ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。水草の間からルーちゃんが顔を出してこっちを見ている。か、可愛い!この仕草と表情は本当に可愛い。きゅんきゅんする。ウーちゃんは流木にあごを乗せてこっちを見ている。う。可愛い…。ときめくなぁ。

早めに夕食の下ごしらえをしておく。

修一郎が起きてきた。食事の用意をする。

仕事をする。細かいところまでラフを描いてゆく。

ごはんさんと用事で出かける。こもれびの森 関連。Iさんと会う。とても貴重なものを見ながらお話をする。歴史のロマンを感じる。

だいぶ遅めのお昼ご飯を食べることにする。
ごはんさんは海鮮ちゃんぽんの麺大盛りと何か一皿を頼んだ。私は白ご飯のミニと大根おろしに塩。そして、山盛りポテト。ここの山盛りポテトはとてもおいしい。ひとりでは食べきれないので、「おいしい。おいしい。」と言いながら、ふたりで もぐもぐ食べる。

おなかいっぱいになったあと、次の場所、遠方で開催されている陶器祭りへ しゅっぱーつ!

雨は止んでいた。
道中の山がとてもきれい。ブロッコリーのようだ。もこもこしている。雨に洗われた緑が ぴかぴかしている。うっとり。

ごはんさんのお知り合いの窯元さんに到着。座敷に上がってみんなでお話をする。

なんと、そこにいる人たちはバイク好きだった。またバイクだ。ハーレーに乗っていたという。このところ、行くところ行くところ、バイク屋さんでなくてもバイクの話になる。私は全く分からないけれど、聞いているのは楽しい。写真もたくさん見せてくれた。

行く先々でバイクの話になり、ハーレーのマスターテクニシャンをしている弟の話をする。弟の奥さんもハーレーに乗っている。姪っ子は幼い頃からキッズバイクに乗ってレースに出ている。甥っ子だけ乗っていない。

「弟さん、何乗ってるんですか?」「何台くらい持ってるんやろ?」と、聞かれる。全然知らない。「3台くらいじゃないかな。」と、適当なことを言っていた。

それで、弟に聞いてみた。
すると、ハーレーは弟と奥さんの2台で、その他のバイクの数が多い。姪っ子の子供用バイクも合わせると全部で11台あるそうだ。びっくりした。私が好きなベスパもあった。乗ったことないけど。

「なんか、オレ、弟くんと似てるかも。」と、ごはんさん。うんうんうん。と、うなずく。

夕方になったので帰路に着く。
いつものお店でお買い物をする。柏餅があったので修一郎のお土産に買う。
空に穴が空いたように雲の切れ間から光が溢れていた。

「見て〜。1箇所だけ光ってる〜。」と、私。

「ラピュタへの梯子だね。」と、ごはんさん。

ごはんさんは いつもファンタジックなこと言うなぁ。と、思った。

家に帰り着く。ご近所の様子がいつもとちがっていた。
92歳の Iさんが亡くなった。突然だった。「今日は帰ってきてるから中に入って会ってやって。」と、娘さんが言ってくれた。

ごはんさんと伺う。とてもきれいで、静かに眠っているようだった。明るくてきちんと整えられたお部屋にお線香の香りが漂っている。そこに居合わせているご家族はみんな静かにほほえんでいた。

Iさんのお家をあとにする。

にりんさんがアランくんと玄関前に出ていた。みんなでちょっとおしゃべり。
暗くなったので家に帰ることにする。

「星、見えないねぇ。」と、私。

「そういうときもあるよ。」と、ごはんさん。

そうだなぁと思う。見えなくてもいつも雲の上で ぴかぴか輝いている。
家に入る前、振り返る。玄関の前で手を振りあう。夜のぜんぶに「おやすみ。」を言う。

修一郎に Iさんの話をする。

クリシュナさんからメッセージが来ていた。
お釈迦さまが生まれたルンビニの子供たちにメチャくん絵本を届けてくれたということ。授業で活用して喜んでくれているようだ。よかった。

カカオは遊びに出かけている。

いろいろなことが起こるけれど、その中で優しさや前向きなきもちやひたむきさを感じることもできる。

今日もいい一日だった。


*ヘッダー画像は弟たちの結婚式のウエルカムボード用に描いた絵の一部♪

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