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MBTIオタクが推しの性格について語ってみた。

推しは何を考え、どう行動しているのか、そしてこれからどう生きるのか…

我々はその謎を探るため、アマゾンの奥地へと向かった…(壮大)。

【目次】
1.MBTIってそもそもなんぞ?
2.バンタンの性格を見てみよう
3.アイドルと性格診断について

1.MBTIってそもそもなんぞ?

韓国アイドルを推していると、何かとMBTIとかいう得体の知れない四文字のアルファベットを見かける人も多いはず。

これは、スイス人心理学者のカール・グスタフ・ユングが個人がどう世界を認識し、物事への決定を下すかについての心理学的な選好を示すことを目的とした、内観的な自己申告型診断テストのことです。

いやいや、なんのこっちゃと思ったそこのあなた。
超絶平たくいうと、“その人が物事に対してどう感じて、どう行動するのか、人によって違うからそれを指標に分けて型化したよ⭐︎”ということです。

それを四つの側面ごとに二つのタイプに分類しているので2の4乗で16タイプに分けているんですね。(この辺りでマンネラインが寝始める。)

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↑こんな感じで
興味関心の方向(Favorite world)
E - 外向型(Extravertion)
I - 内向型(Introvertion)
ものの見方(Information)
S - 感覚型(Sensation)
N - 直観型(Intuition)
判断の仕方(Decisions)
T - 思考型(Thinking)
F - 感情型(Feeling)
外界への接し方(Structure)
J - 判断型(Judging)
P - 知覚型(Perceiving)
の指標で決まります。
(出典:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/MBTI)

そして、勘の良い花様年華オタクなら気づいたはず!
そう、この性格診断を作ったのはバンタンオタクの中では大変お世話になっている、かの有名な心理学者ユングなのです!(激アツだぜ⭐︎)

急に個人的な話をぶっ込んで恐縮なのですが、実はわたくし仕事でこの類の話を扱っているのであらゆる性格検査系は触れてきましたが、MBTIは正確性と理解のしやすさ、日常生活における性格特徴の反映性という面において優秀だと感じています。

つまりどういうことかというと、世の中にはあらゆる性格検査がありますが、ものによっては就職や入学という目的のために最適化されていて「でもそれって日常生活になると一概には言えないよね」ってな感じの性格検査もあるわけです。
そういう観点において、MBTIはまさに分かりやすい指標であるといえます。

2.バンタンの性格を見てみよう

では実際に7人の性格特徴を見てみましょう。
情報を全て追えていない可能性がありますが、診断する時期によって結果が変わっているメンバーについてはその旨反映させて書きたいと思います。

※ネットに溢れているまとめ記事にぜんっぜん元ネタ載ってなくて本当危険なので事前に記しておきますが、一番初めの診断結果は2017年の6月、FESTAの時です。
再度診断していないメンバーは4年以上経っているので変わっている可能性が高いです。

16タイプそれぞれの特徴については色んなサイトに散々まとまっているので詳しい説明は省いてみるみるの感想メインで語るので事前に推しの性格のページをご覧になっておくことをお勧めします。
診断元の公式サイトは英文の直訳みたいな説明文が出てきてわかりづらいです…。
MBTIオタクが個人的に一番見やすいサイトはこちら。※飛んでもみるみるにお金は入らないので安心してね笑(参考までにテテの性格のページに飛びます。)

キム・ナムジュン 
INFP(仲介者)⇒ ENFP(広報運動家)
※2回目は2019年5月14日

これはもうめっちゃわかる。
INFPは理想を追い求めるアーティスト、が代名詞なんですが、デビュー期からのキムナムジュンのハングリー精神といったら。
あのゴリゴリのラップの中に詰め込まれた下剋上精神とかを見れば、理想を追い求めるアーティストのまんま、なんですよ。
整理整頓や物事の優先順位をつけるのが苦手な一面もあって、嗚呼愛しの不器用ナムジュニって感じ。

で、それが2019年にENFPに変わっているわけですが、これを見た瞬間に「これ診断せずに性格特徴から選んだやろw」と思ってしまうくらいに納得でした。
楽観的で活力があり、自然体でのびのびしているのがENFPの特徴。完全にラブマイセルフやん。しかもI⇨Eに変わっていて、意識が外向きになってるのとか、モロ過去の自己嫌悪的なもがきから一皮剥けてラブマイセルフ理論を国連とかで発表するKim Namjoon(アメリカ発音)やん。という感じですね。
それ以外の特徴は何も変わってないのもナムなんだよな〜。まだ防弾少年団として夢を追いかけてるのは間違い無いんだよな〜尊い〜。
 

キム・ソクジン 
INTP(論理学者)

はい、ソク〜!知らんけども多分今やってもあんまり結果変わらないんじゃ無いかな。
なんていうか、彼はキムソクジンとしての確固たるアイデンティティがあるじゃないですか。
防弾少年団のメンバーであれ1人の韓国人男性キムソクジンであれ、キムソクジンはキムソクジンですから(真顔)みたいな。

あんまり世間の目を気にしないところも(内向)、よく突拍子もない親父ギャグをぶっ込んだり意味不明なところも(直感)、たまにまじで何考えてるかわからないけど実は頭の中でめっちゃ色々考えてるところも(思考)、自分の中で決めたルールみたいなのを自分にも他人にも押し付けずにそよそよ〜だと生きている感じ(柔軟)もまさにキムソクジンすぎて。

ミン・ユンギ
INFP (仲介者)⇒ INTP(論理学者)
※2回目は2020年3月8日のVlive配信にて

ナムギぃぃぃぃぃ!!!!
※みるみるはラプラペンであり、デビュー前のナムギエピソードは擦り切れるほどに読んだので興奮しています。

2017年時点でナムギが理想を追い求めるハングリー精神たっぷりのアーティストとしてオソロだった事実に悶えるしかありません。

そしてそのユンが2020年にはINTPに変わったっていうね??
誰も求めてないのに(おい)うんちく言い続けるとことか、弟くんたちのこと見てないようで実はしっかり見てるとことかね、尊いね。

人の輪から離れ、一人で思考の世界に没頭しているのが好きで、頭の中は常に思考がグルグルうずまいています。 ただし、考えていることがあまりにも複雑で、自分の考えをうまく表現できません。
⇨ユンギやん…だから歌にするんだよね、ユンギだね…。

独創的な自分の知性や創造力に誇りを持っています。
⇨うんちく言うユンギやんw

自分独自の基準による完璧主義の傾向と虚無主義に陥りやすい傾向があります。
⇨ユンギやん…あっ、ユンギペンが軒並み倒れていく音が聞こえる…。


チョン・ホソク
ESFJ(領事官)

ホソクさんのMBTIに関しては飽きるほど語ってるんですが、面倒見の良いオンマ的存在。

多分彼も今診断しても結果変わらないんじゃ無いかなぁ。
勝手な想像だけど前にテテとグクが診断したときにマメだし自分もやってみたけど全然結果変わらなかったから投稿しなかったまであるw

誤解を恐れずにいうと、良い意味でも悪い意味でもESFJってすごく一般人ぽいんですよ。
実際の比率データからしてもISFJとISTJの13%についで12%の比率で存在していて、アイドルのような天性とは異なるタイプ。

ホソクさんを見ていると、限りなく常識人で“アイドルとはこういうものだ”という像のもとにj-hopeをやってる感じがするんですよね。

でもそういう彼がいるからこそあの7人がちょうどよくまとまって、防弾少年団らしさを安心して出せるんだと思います。

いつもありがとう(急に)。

パク・ジミン 
ENFJ(主人公)

彼に関しては再診断したら結果変わってると思うんよなぁ。

主人公、という言葉からもわかるようにかつてのジミンって(今も一定そうではあるけど)あざとさの極みだし、その分裏ではめちゃくちゃ努力を惜しまなくて…っていう魅力があったじゃないですか。

でも今はやっぱり大人になったというか、具体的なエピソードを出すと非常識な時間まで徹夜して練習して体調崩す、みたいな選択をしなくなったと思うんですよ。
あくまでも持続可能な形でBTSをより良くするために努力している感じ。

グラミー獲れなくて悔しがってたり根本的な情熱は変わらないんだけど、やっぱり大人になったなぁと感じるところが多いです。

キム・テヒョン
ENFP(広報運動家)→INFP(仲介者)
※2回目は2021年10月20日のWeverseにて

テッテ…大人になって…(感慨深くてぴえんの絵文字)。

2017年時点では志向が外向きなんですよね。
ぽやぽやしてて周りの誰とでも仲良くなれて…なキムテヒョンが今となっては自己世界の中で芸術を楽しむような落ち着きを見出しているのが本当に尊いと感じます。

でも、本質的には何も変わっていないのではないでしょうか。
何より、理性よりも感性を重視して動くところ、そこがキムテヒョンの本質だと思うのでこれからも彼にしか作り出せないセンスでペンを魅力して欲しいですね。

チョン・ジョングク
INFP(仲介者)⇒ISFP-A(冒険家)⇒INTP-T(論理学者)
※2回目は2020年10月5日のWeverseにて
※3回目は2021年12月6日のインスタにて

グクはさ…診断するたびに結果が変わっている感じがまさにチョンジョングクだと思うんですよ…。

2017年時点で彼はまだ20歳な訳ですし、皆さんご存知の通り、彼は本当に文字通りマンネなのでまだまだ自己形成の途中かと。それをまさに表しているのがこの変遷ですね。

最初INFPだったのは、ナムジュニヒョンに憧れて、アイドルとして表現者として夢に邁進していた感じが見てとれるし、ある意味年相応の少年らしさみたいなものを感じ取れます。

そのあとISFPに変わっていますが、これもまた芸術肌でマメで手先が器用な繊細な男の子、という感じがするのです。

そして今現在、最新の結果がINTP。
結果だけを見ればSINと同じなわけですが、きっとグクにとっては着地点ではなく過渡期なのではないかと思います。

一定大人になってきて、見る世界もどんどん広がって、今までよりも多くの情報や価値観に触れる中で色んなことを感じて、思考を巡らせる、けど、中々行動には移さずに悶々と考え続ける、そういう側面を表した一つの結果だと考えます。

自立心と好奇心が旺盛で刺激を求めている、というところもまさに独り立ちのために試行錯誤し続ける様子や、果敢に新たなコミュニティに入り込もうとする最近のグクならではかな、と。

一方で、3回診断してもずっとIの部分は変わらず、ひたすら内向きに思考しているところがグクの大人しさ、繊細さを物語っています。

3.アイドルと性格診断について

甲乙の話ではないですが、元ジャニオタからすると韓国のアイドルのファンに提供する“推させ方”は本当によくできています。

今、ジャニーズがデジタルコンテンツの拡充以外に具体的にどう時代に合わせてマーケティング戦略の舵を切っているのかわからないので下手なことは言えませんが…。

“圧倒的なスターとしてのアイドル像”
ではなく
“等身大の推し”

を魅せる機会が多いのが韓国アイドルの特徴だと思います。

芸能人としてファンに理想的な姿だけを見せ、私生活は完全にシークレット…という魅せ方ではなく、限りなく等身大に近い彼らの姿をコンテンツ化して親近感を持ってもらう。

それが映像として現れているのがIn the SOOPだったり、控え室の様子をたっぷり映したbangtan TVなのではないでしょうか。

そして、客観的な指標として、かつ学術視点に基づいた性格特徴を知れる手段としてMBTIがあるのだと思います。

もちろん、MBTIも必要十分な指標では決してありません。

人間の性格が過不足なく16タイプに分けられてたまるか、とも正直思いますし、そんなに単純な生き物ではないですからね。

ただ、何か一つの事実を敷衍させて「推しがこう行動したから推しはこういう性格だ」と決めつけて誤解を招くよりかは本人が診断したはるかに確かな一つの指標となると思います。

誰だって推しを身近に感じたいじゃないですか。

そういう時、MBTIを詳しく知っていると少しでも近くに感じられます。

そういえば推しはOOOOだったな。
このバーで偶然鉢合わせたら、あの人は何を語るだろうか。
この綺麗な景色を見て、あの人は何を思うかな。

そんなささやかな瞬間に、少しでも思考の手助けになれば。

今日もひたすらに推しは尊い。


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