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【読書感想】 ファーストラヴ 島本理生

初恋の話かなぁなんて、軽い気持ちで読んでいるうちに、物語は段々と違う方向に進んでいき、それに連れ、ぐいぐい引き込まれてしまいました。

これは、私の心に刺さる一冊。

みんな心に闇を少なからずとも抱えている。そんな女性に読んでもらいたい。

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あらすじ

父親殺害の容疑で逮捕された女子大生、環菜。

アナウンサー志望という経歴も相まって事件は大きな話題となるが、動機は不明だった。

臨床心理士の由紀は、ノンフィクション執筆のため環菜や、周囲への取材をする。

そこで明らかになった少女の過去とは。

そして裁判は意外な結末を迎える。




ここからネタバレしながらの独り言


誰でも、相手に嫌われたくなくて断れない事があるよね。

私にも心当たりがあるし、ここで気まずいことになるなら受け入れようって思ってしまうことがある。

でも、これって女性だから受け入れなきゃならないこともあったりする。

理不尽だなって分からないんだよね。

これを読んで、私は「あー、今までのはこういうことか」って納得してしまった。

受け入れてほしくて、去って欲しくなくて、そのためには嫌でも我慢しなきゃならないことがあった。


子供達にはこうゆう思いはしてほしくない。

それだけは言える。

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