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【読書感想】 自転しながら公転する 山本文緒

ニュースで山本文緒さんの訃報を知りまして、ショックを受けております。

私が読んだのは、自転しながら公転するのみでしたが、勝手に世界観を共有させてもらった気分で居たので、まさかそんな病を抱えながら執筆されたのかと思うと、私も何か書かずに居られませんでした。


自転しながら公転する

こちらは、本屋大賞ノミネート作品だったため、今年の2月に読みました。

正直、かなり面白くて夢中になって読んだ記憶です。


当時の感想

本屋大賞ノミネート作品。

自転しながら公転する地球は、軌道を少しずつ進んでいるから二度と同じ場所には戻れない。

同様に人生も、少しずつ進み二度と同じ場所には戻れない。

少しずつ進んでいく登場人物の人生。

女のどろどろした内面、結婚相手に求めるもの、親の介護。

私はこの軌道を通過しなかったので、人生を擬似体験できた気分。


最後に

山本先生の作品は、他にも読んでみたいなと思った矢先でしたので、ショックです。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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