生活の質をあげることは貧乏でもできる

前の記事からすっかり間が空いてしまい、気づくと少しフォローして下さる方が増えている。ありがとうございます^^ 大したことは書けないが嬉しいです。

2022年に入り、ロシア侵攻とインフレという大事件が現在進行形で起こり、半年しない間に大分世界がまた変わっている。

スタグフレーション時代で考えるコスパ

物価が上がっている。今後も上がるだろう。
しかし給与は増えない。増えても物価の上昇に追いつかない。
こうした現象をスタグフレーションと言う。悪いインフレの典型だ。

食料品が軒並み高くなっている。パン、チョコレート、お菓子など。
輸入した原料、石油、化学物質を使い最大限値段を抑えてきた低品質の商品ばかりだ。

こうした食べ物たちは「値段が安いから」選ばれてきたのに、その唯一の長所が無くなってしまう。
ぺらぺらの肉とぱさぱさのパンで出来たハンバーガーは100円そこそこだから買うのだ。もし300円に値上げされていたら絶望的な気持ちになる。

その隣に個人経営のパン屋があるとする。店主が一人で国産小麦と自然酵母を使い切り盛りしている。そこでフォカッチャが400円で売っていたらどうだろう。プラス100円で大事に作られたものが買えるなら、そっちを選んだ方がコストパフォーマンスが断然よいのではないか。

1キロ500円の玄米は安い

私は米と野菜は農家さんから直買いしている。米は無農薬で有機肥料を使ったものを定期的に購入している。値段は1キロ500円で別途送料がかかる。

1キロ500円の玄米は高いだろうか。

こだわりと愛情を持って作られた玄米は本当に美味しい。冷めても美味しい。そして無農薬の玄米は栄養があるだけでなく体の毒素を排出してくれる。私も家族も便秘や痔に悩まされることが無くなった。

米は毎日炊いてそれを一日で食べる。お弁当にも持って行く。1か月で一人約5キロ食べる計算になり、コストは一人1日100円だ。

1日100円。コンビニで売っている不味くて不健康なおにぎりより安く、高級玄米は食べられる。

少し高くてもよいものを買った方が、実質的には断然安い。スタグフレーションのときにはそれが余計はっきりする。

国産のものを買うことはあらゆる面でよい

今後も輸入品の値段は上がるだろう。これを機に買うものを国産、地元産のよいものに変えていったらよいのではないかと思う。

特に米や野菜。地元の有機農家や自然栽培農家(化学肥料を使っていない農家)から直買いするのがおすすめだ。いいことだらけだからだ。
●中間業者が入らないのでまるまる農家さんの儲けになる
●新鮮な食べ物が手に入る
●地域の農家を支えることができる
●地元に食料庫があれば、輸送費の高騰や食糧不足の際にも安心
●体によい食べ物は医療費の削減になる
●農家さんと仲良くなって自分も畑を教えてもらえるかも!

満足度が高ければシンプルで済む

米に数千円も出せたり、有機野菜なんか買ってるのは金持ちだけだという人もいるかも知れない。でも私の家の収入は昨今の平均値よりも全然低い。

食べ物に関してはかなりシンプルだ。玄米+一品+たまに汁物だし、外食もほぼしない。ファーストフードはまず食べない。

体に良くて美味しいものを日常的に食べていると、悪い食べ物を体が受け付けなくなってくる。よいものを少し食べて満足、という食べ方に自然と変わっていく。

収入や可処分所得よりも、考え方や生活様式が生活の質に関係する。

そして玄米を半日水に浸して炊いてそれをお弁当に詰めて・・という一連の作業をするには、お金よりも時間的な余裕が必要だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?