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わたしの苦しみとして耐え忍びなさい

街はすっかりクリスマスですねぇ・・・
聖書にあるクリスマスの場面を開いてみましょう。

"そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストゥスから出た。これは、キリニウスがシリアの総督であったときの、最初の住民登録であった。人々はみな登録のために、それぞれ自分の町に帰って行った。ヨセフも、ダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。身重になっていた、いいなずけの妻マリアとともに登録するためであった。ところが、彼らがそこにいる間に、マリアは月が満ちて、男子の初子を産んだ。そして、その子を布にくるんで飼葉桶に寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。"
ルカの福音書 2章1~7節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

イエスさまは神の御国の王としてこの世に来られたのに
イエスさまは誰にもかえりみられなかった。
イエスさまはこの世から拒絶された。

"そこでピラトは彼らのためにバラバを釈放し、イエスのほうをむちで打ってから、十字架につけるために引き渡した。
それから、総督の兵士たちはイエスを総督官邸の中に連れて行き、イエスの周りに全部隊を集めた。そしてイエスが着ていた物を脱がせて、緋色のマントを着せた。それから彼らは茨で冠を編んでイエスの頭に置き、右手に葦の棒を持たせた。そしてイエスの前にひざまずき、「ユダヤ人の王様、万歳」と言って、からかった。またイエスに唾をかけ、葦の棒を取り上げて頭をたたいた。
こうしてイエスをからかってから、マントを脱がせて元の衣を着せ、十字架につけるために連れ出した。"
マタイの福音書 27章26~31節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

イエスさまはこの世から拒絶された。
その究極の姿は十字架であった。

"ほかにも二人の犯罪人が、イエスとともに死刑にされるために引かれて行った。「どくろ」と呼ばれている場所に来ると、そこで彼らはイエスを十字架につけた。また犯罪人たちを、一人は右に、もう一人は左に十字架につけた。
そのとき、イエスはこう言われた。「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです。」彼らはイエスの衣を分けるために、くじを引いた。"
ルカの福音書 23章32~34節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

イエスさまは自分を十字架につけた人たちについて
「父よ、彼らをお赦しください。」と祈られた。
その十字架の上で。
イエスさまはこの世から拒絶された。

私もこの世から拒絶されているような気がしています。
でも、私にはこの世の人たちについてそんな祈りはできません。
私は私を拒絶するこの世の奴らが死ぬほど憎いです。
終わりの日にイエスさまに裁かれて滅びてしまえと
心の底から思っています。

そんな苦々しい思いを抱いてイエスさまに祈っていると
やさしい声が聞こえてきたような気がしました。

思いあがってはいけない。あなたは実に罪深い。
罪深いあなたは身を低くしなければならない。
でも、それで良いのです。
あなたは今あなたの身に起こっていることをすべて
わたしの苦しみとして耐え忍びなさい。

"兄弟は兄弟を、父は子を死に渡し、子どもたちは両親に逆らって立ち、死に至らせます。
また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれます。しかし、最後まで耐え忍ぶ人は救われます。"
マタイの福音書 10章21~22節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

どうかすべての人がこの慈しみに満ちた主イエスを
崇めて賛美するそんな世の中になりますように。
どうかこのクリスマスの時期に
みなさんに主からの祝福が豊かにありますように。

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