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ニューヨーク大学 マーケティングMAのクラス構成 #1

日本でニューヨークの大学院(マーケティング)どこに行こうか迷っていた時、あまり情報がなくて困ったので、NYUマーケティング専攻のクラス構成を記載したいと思います。
現在は2nd Semesterの途中のため、3rdと4thの詳細は分からないので受講した時点でまたアップデートしていきます。

全体として、NYUのコースは2年間なので、基礎から専門まで網羅的かつ実践的に学べます。キャリアチェンジを目指す私には最適なプランですが、既にマーケターの方で専門性を身に付ける場合には初めのセメスターは少し物足りないかもしれません。

さらにクラスの質は教授によるところが正直大きいので、下調べが必須です。調べておくと、スキル・経験・熱量の面で素晴らしい教授に出会えます。下調べは、学生の評価ポータルと、Linkedin持っている方が大半なのでそこで見ていく感じです。

1st Semester: Integrated Marketing, Campaign, Statistics, Finance

最初のセメスターでは、マーケティング理論とキャンペーンの基礎、統計とファイナンスを学びます。

マーケティング理論はコトラーのマーケティングコンセプトに沿って、ファネルの考え方からビジョン、ターゲット、リサーチ方法、プッシュプルマーケなどを学習。他の授業も同様ですが、最後にファイナルプロジェクトという、ある企業に対するマーケティング施策提案をプレゼンします。

キャンペーン基礎はクリエイティブやPRも含め、キャンペーン施策に寄ったプログラムです。ファイナルプロジェクトでは、クリエイティブブリーフに沿ってプレゼンを実施します。

統計とファイナンスは、マーケターに必要となる部分のみ学びます。統計では標準偏差とリグレッションテストを元にしたリサーチ方法、ファイナンスではマーケティング効果の測定を主に習います。

いずれもファイナルでは、仮のマーケティング施策に対し、リサーチ結果や効果測定値を含めてプレゼンしました。

2nd Semester: Digital Marketing, Campaign(Advanced), Database Management, Competitive Strategy

2ndセメスターのデジタルマーケでは、SSNとデジタルに焦点を絞り、実際にTwitter等を利用したブランディングやケーススタディーを学習します。ファイナルでは、デジタルマーケに絞って施策をプレゼンします。

キャンペーンにおいては、施策の目標と効果にフォーカスしつつ、CDI,BDIやメディアオプションとそのメトリクスを学びます。プレゼンではマーケットリサーチから、ある財務状況に沿った場合に優先的に考えるべきメディア施策とその根拠を説明します。

データベースとストラテジーはこれから受講予定なので、また別途記載します!

3rd Semester:  Concentration course (3-4courses)

こちらも別途の記載ですが、3rdになると専門を選べ、デジタルマーケかブランディングかアナリティクスを選択することになります。また、この期間にインターンすると単位に認定されます。(ちなみに、この専攻では仕事やインターンをしながら通う人も多いです♪夜間の授業も結構あります。留学の場合はビザの関係で2年目からとなりますが、インターンや仕事から得られるものは大きいと思います)

4th Semester: C-suite Perspective, Capstone

最後は日本でいう修士論文のようなコースです。かなり大変という噂…別途アップデートします!

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