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高いクリエイティビティーとアウトプット能力の秘訣

約3ヶ月間のNYU大学院生活を通じ、USチームメイトの高いアイディア創出力とアウトプット能力に脱帽したので、書き残します。(英語力だけでなく、相当負けてるな…)

ディスカッションでのアウトプット

1点目はディスカッションの場で「議事録」ではなく、何を話したか形にしてしまう能力。ホワイトボードにどんどんアジェンダやアイディアを書いて会議を進める方法って会社でも使っていたけれど、毎回この方法でサクッとディスカッションをリードしてくれます。割とオンラインでディスカッションしているので、"Miro"と呼ばれるオンラインボード(下の画像にあるようなスライドを、リアルタイムでシェアしながら作成可能。ポストイット機能などが便利。)を利用することもあります。

大枠を捉えながら、何を話すべきか即時に決めてホワイトボードに起こしていく能力は、正直大学まで私が全く学べていなかったなと痛感。。

答えのない(幅広い)問いに対するアウトプット

大学院の課題は(Financeなど特殊分野を除いて)基本的に答えがなく、かつ「ブランディング向上のための新規サービスを考え、リサーチして発表する」といった幅広い問いであることが多いです。これまで、「xという問題があり、yの製品を利用して解決できるか。決められたRFPに沿って回答せよ」というある程度狭い範囲での思考しかして来なかったため、そもそもアウトプットの道筋を考えるのに苦労。

が、私が分からん!といっている横ですんなり、目的からリサーチ方法、プロトタイプイメージまでの道筋を付けたクラスメイトに脱帽でした。おそらくこれも経験が物を言うのではと思っています。

プロダクトやサービスに対する新規・改善アイディアの出し方

クリエイティビティーの面では、例えばソーシャルコマースのトレンドに沿ったアイディアを出すなど発想が柔軟です。(USの事情に詳しいことも影響していると思いますが)

私はアイディアを出す時に頭でっかちになってしまい、リサーチした結果何がしたいか分からない、、ということがよくあるのですが、クラスメイトはオンラインサービスで足りないことなど、次々に挙げます。実際にサービスを利用する際に考えているのかな、見習いたいなと思う次第です。(ちなみに、InstagramでShopやLiveの機能が追加されているとか、Amazonに4-Star以上の製品だけをキュレーションしたショップがあるとか、USだけのサービスもあるけど知らなかった…)

図1


日本の教育も変化していると言われるし否定しないですが、もっともっとチームでアイディアやアウトプットを出す練習をすべきではと感じています。何となく、こういった能力の差によって生産性も違いが生まれるんじゃないかと思ったり。

できるだけ、学んだ過程を残していきたいと思います。

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